「しまった!車のキーを閉じ込めてしまった!」
車のキー閉じ込め、インロックは、代表的な車トラブルのひとつです。
ほんの少しの時間だから大丈夫、と車の鍵を車内に放置したまま離れたとき… 電子キーの場合は周囲の電波や電池不足の影響で…
などなど、インロックが起こりうる状況は多々あります。
車のドアたった一枚隔てた先に鍵があるのに取り出せない、インロックをなんとかしないと身動きが一切できない。
あなたは今、そんなイライラがどんどん募っていく状況に立たされていませんか?
この記事はそんなもどかしい状況を、最速かつ最安値で打破できる方法へあなたを導くために作成しました。
あなたがインロックをスマートに解決できるよう、お手伝いさせてください!
すぐに解決法を知りたい方はこちら
【状況別インロック解決法フローチャートへ飛ぶ】
ここから先は
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以上の4点をメインにお伝えしていきます。
これさえ読めば、もうインロックなんて怖くありません。 それでは参りましょう!
目次
インロックはよくある車トラブルの1つ
「電子キーが普及している今、インロックなんてやらかすのは自分ぐらいなんじゃ…?」
なんて思った方もいるのではないでしょうか?
そんなことはありません。
今この瞬間、インロックで困っているのはあなただけではないんです!
twitterには、実際にインロックしてしまった方の声が多く寄せられています。
スペア見つかって空いた。インロック恐るべし。冷や冷やした。
— おぶりがーな (@bubukz05) May 18, 2020
会社帰りに車のインロックをかましてしまったので、運動がてら小一時間ほど歩いて帰るかと思い、張り切って100メートル位歩いたところで同僚に見付かり家まで護送される。
— ぱちき (@mutti7000) May 14, 2020
更に、インロックトラブルの多さを裏付けるデータもあるのです。
ロードサービス最大手「JAF」の月別出動理由ランキングによると
2020年3月に鍵の閉じ込めによる出動はなんと11480件。
(一般道路で11404件、高速道路で73件)
もちろん、この月がたまたま多いわけではありません。
JAFが公開している過去のデータによると、インロックに関する出動依頼は毎月コンスタントに11000~13000件あり
月別件数順位では毎月必ず上位5番以内にランクインしています。
(参考元:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/road-service-report )
つまり、インロックだけで少なくとも年間約130000件以上の出動があるということ。
インロックは車の鍵が進化した現代でも決して珍しくない、よくあるトラブルの1つなんです。
今同じタイミングで、インロックに頭を抱えている人がいるかもしれません!
一緒に解決していきましょう!
自力でこじ開けるのはまず不可能
インロックを自力で開ける方法と調べた時にまずヒットするのが、「針金や定規などの細長いもので窓とドアの隙間をガリガリして鍵を開ける方法」だと思います。
この記事をお読みになる前にその情報を手に入れた方もいるかもしれません。
しかし!はっきり言います。この方法は全くおすすめできません!
理由は2つ。
ガリガリしても鍵が開く確率はほぼ0に近いから。
そして、車が破損する可能性があるからです。
もし力技で簡単に車の鍵が開いてしまったら、世の中車上荒らしが横行してしまいます。
鍵なしで簡単にドアを開けられてしまえば、鍵の存在意義はゼロです。
実際に自力でのインロック解除にチャレンジしてみた方の動画がこちら。
この方は、6時間ほど粘っても鍵が開くことはなく最終的にJAFを呼びました。
(そしてJAFさんは到着後に一瞬で解錠しています。さすがプロですね…)
このように、自力での解除に挑戦する道を選んだら最後。
いくら粘っても開かない可能性の方が高いので、何時間もその場から離れられないかもしれません。
またもし誰かに作業を見られたら、たとえ自分の車であっても100%怪しい目で見られてしまうでしょう。
更に、お金をかけたくないがためにこじ開けた弊害が生まれることも十分ありえます。
最近の車は盗難防止のために様々な工夫がされています。
ドアの内側に電子部品が内蔵されていることもあり、無理にこじ開けようとすると故障してしまい、インロックを解除してもドアが開かなくなる可能性がある上、
窓の隙間を無理やりいじったせいで車やガラスに傷がついてしまうこともあります。
故障したり傷が着いてしまった場合、鍵開けを依頼する値段と同じくらいかそれ以上の金額が修理にかかってしまうでしょう。
車の修理代が、鍵開けの費用を上回ってしまったら、元も子もないですよね。
このように、自力でのインロック解決はハイリスクでありローリターンです。
それ以外の安全でスピーディーな解決方法を、これからお伝えいたします!
あなたにぴったりの手段がすぐ分かる!インロック解決法フローチャート
あなたの状況に最適なインロック解決方がわかるフローチャートをご用意しました。
インロックしてしまい車の前で途方にくれているそこのあなたも
もしインロックしてしまった時にどうすればいいか全く分からないあなたも
このチャートを使えば選ぶべき解決法を悩まず導き出せます!
スペアキーを持ってきてもらう
インロックの解決方法の中で、一番お金がかからないのがこの方法。
- 家族・親戚に預けているスペアキーがあり、電話やLINEで確認しすぐ持ってきてもらえる状況である
- 現在別のスペアキーを自分で持っている(財布の中、ポケットの中、車外のマグネットケース)
以上2つのいずれかに当てはまる人は、インロックをスペアキーでサクッと解決できます。
スペアキーを持ってきてもらうのを待つ場合、車の通り道から外れた安全な場所で待っていてくださいね。
JAFを呼ぶ
「スペアキーはないけど、JAFの会員です。」
そんなあなたが取るべき選択肢は「JAFを呼ぶ」一択!
電話1本で、JAFが無料で駆けつけ鍵開けをしてくれます。
ロードサービスの最大手であるJAFなので、安心して依頼することができますね。
【JAF公式サイト 呼び出し窓口はこちら】
https://jaf.or.jp/common/call-road-service/call-jaf
また、会員でない場合でもJAFを呼ぶことが可能です。
もちろんこの場合は有料です!実際に会員ではない人がJAFを呼んだ場合費用をご紹介します。
もし手元に現金がなくても、支払いにクレジットカードが使えるので安心です。
清算可能カード一覧
1.JAFカード |
場所と時間帯によって値段が変わるのでご注意ください!
夜間である20:00〜8:00は料金が割増されます。
一般道路 | 昼間 8:00 〜 20:00 | ¥13,130 |
夜間 20:00 〜 8:00 | ¥15,230 | |
高速道路(PA・SA内) | 昼間 8:00 〜 20:00 | ¥15,230 |
夜間 20:00 〜 8:00 | ¥17,320 | |
高速道路(PA・SA外) | 昼間 8:00 〜 20:00 | ¥21,520 |
夜間 20:00 〜 8:00 | ¥24,650 |
※価格は全て消費税込みです。
※2020年5月18日時点の情報です。
(参考元 :https://jaf.or.jp/common/about-road-service/estimate-costs)
鍵業者を呼ぶ
「JAFの会員でなく、少しでも早く駆けつけて欲しい!」
そんな方には、鍵業者がおすすめです。
鍵業者は、現場の一番近くにいるスタッフをすぐ手配してくれるため、到着までにかかる時間が10〜30分以内とかなり速いのが最大のメリットです。
また価格についても、8000円〜10000円とJAFより比較的安価であることが多いのも利点の1つです。
会員であれば無料という、金額面で大きなメリットのあるJAF。
一方でインロック以外にも、バッテリー上がり、パンク、故障者けん引など…
あらゆるロードサービスに日々対応しており、その分大忙しで到着までに時間がかかってしまうというデメリットもあります。
とにかく急いで解決したい方には鍵業者がおすすめです!
オススメ鍵業者3選
JAFより早く駆けつけてくれる可能性が高い鍵業者。
しかし業者選びを慎重に行わないと、ぼったくりや悪徳業者の被害に遭ってしまう可能性もあります。
インロックという今すぐ解決したいトラブルに直面している今、そんなに時間をかけて業者選びなんてできない…そんなあなたのために
- すぐ来てくれる
- 全国どこでも対応
- 24時間年中無休で受付
- クレジットカード支払い可
このポイントを押さえた鍵業者を3つ、厳選してご紹介いたします!
とにかく今すぐインロックをなんとかしたいあなたも、業者探しに困っているあなたも、ここから選べば失敗ナシです!
みんなの鍵屋さん
自宅の玄関、車、金庫、バイクなど…
様々な鍵トラブルに対応している鍵業者です。
作業員が現場で鍵の状態を確認してから見積もりを提示し、了承を得た上で作業を開始するので安心です。
不備があった場合3ヶ月以内であれば無料メンテナンスが行えるアフターサービスが付いているのも魅力のひとつ。
二カ所以上の鍵交換の依頼の際に使えるweb限定クーポンが用意されているので、トラブルをお得に解決してもらえます!
条件に当てはまる方はぜひ利用してみては?
【口コミ】
JAFより早く来てくれてとても助かりました!
遠方の友人の家に来るまで行った時、鍵を誤って閉じ込めてしまいました。JAFさんよりも早く来てくれそうだったので依頼。
すぐ駆けつけてくれて、素早く鍵を開けてもらえたので本当に助かりました!(引用元: https://minkagi.com/ )
カギ110番
キャイ〜ンさんが出演しているCMを見たことがある方もいるのではないでしょうか?
全国274社が加盟している大規模なネットワークなので
どこでも早く駆けつけてくれること間違いなしです!
サイトでエリアを選択すると、最短到着時間を案内してくれる項目があるので、電話の前に到着時間の目安が分かるのも便利。
お客様満足度98%を達成している点も信頼できますね!
【口コミ】
安心できた
なんとなく名前に聞き覚えがあったので利用することにしました。一体いくらかかるのかという不安がある中で、最初に見積もり料金を提示してくれたので安心して作業をお任せできました。
カギの生活救急車
JBR生活救急グループが運営する鍵トラブルサービス。
東証一部上場という大手企業であり、58,000件におよぶ実績がある業者なので、安心して依頼することができます。
電話で無料見積もりをしてくれるので、まずは電話で相談してみるのもアリです!
【口コミ】
安心できる対応と技術
車のスマートキーを紛失してしまいディーラーへ連絡したら「ここまでレッカーして来て」と言われ困り、こちらを探して鍵を作ってもらいました。電話対応も来くれた鍵屋さんも迅速丁寧で安心しました。
もうインロックなんて怖くない!対策をご紹介
さて、インロックが無事解決できた次にお伝えしたいのがインロックの「対策」です。
インロックトラブルで味わったもどかしさやイライラをもう一度体験したい…!
なんて人はいないはず。
今回は、もうインロックをしないために知っておいてほしい情報もしっかりお伝えしていきます!
そもそもなぜインロックが起こるの?疑問を解消
電子キーが一般的になった今でも被害の多いインロック。
そもそもどんな仕組みで起こるのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか?
鍵だけが車内に閉じ込められてしまう謎の状況は、一体なぜ発生してしまうのか…
仕組みをしっかり理解することでリスクは減らせます。
これが分かれば、もうインロックは怖くありません!
【普通の鍵編】インロックが起こる仕組み
ここではキーレスエントリー(鍵をポケット等に入れておいても近づくだけで自動で開く機能のこと)に非対応の鍵を「普通の鍵」としてご説明いたします。
普通の鍵の場合、ドアの内側にあるノブをロック側にした状態で外に出て、鍵を車内に残したままドアを閉めることでインロックが起こります。
また、ドアを閉める際にドアノブを持ち上げながら閉めるとインロックがかかってしまいます。
【スマートキー編】インロックが起こる仕組み
スマートキー(キーレスエントリー機能のある鍵)でも車内に閉じ込めてしまうことは十分ありえます。
キーの電池が消耗していると、発する電波が弱くなり、車内にキーがあるにも関わらず「鍵が離れていった!」と車が誤認してしまいインロック に陥ることがあるようです。
更に、車内に放置された電子キーが周囲の電波の影響を受けることで、誤作動で車の鍵を閉じ込めてしまう事例も少なくないそう。
周囲の電波の影響を受けやすい場所
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以上のような場所には注意が必要です!
電波の力で車から離れたり近づくだけで開くスマートキー。
しかしその電波が裏目に出てインロックを引き起こしてしまうケースもあるようです。
また、中にはこのような事例も…
「ドアについた開閉ボタンでトランクを開け荷物を出し入れをしていたのですが、荷室内にキーを置いたままドアノボタンでトランクを閉めてしまいました…」
この場合トランクの取手についた開閉ボタンを使って開けたため、ドア自体のロックは解錠されず、荷室に施錠されてキーを閉じ込めてしまいます。
「エンジンを切っているとき、車内にあるカバンの中で電子キーのボタンが勝手に押されてしまい、インロックになりました…」
これは予想外ですね。おそらくカバンの中の荷物が、ほんの少しぐらりと動いた時に運悪くスイッチに触れてしまったのでしょう。
インロック起こってしまう状況は、予想可能なパターンからから、全く想定外のパターンまで様々です。
インロックが起こりやすい状況を押さえておこう
インロックに限らず、トラブルとは予期せず突然起こってしまうもの。
しかし、どんな時に起こりやすいか把握し普段から気をつけるポイントを抑えることができれば、トラブルに見舞われる可能性をぐんと下げることができます!
もう二度とインロックに振り回されないために、一緒に確認していきましょう!
インロックが起こりやすい状況
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このように、インロックが起こりやすい状況はいくつか挙げられますが、どの状況でも
「急いでいる時」「少しの時間だからと鍵をそのままにして車を離れた時」が危険であるといえます。
- 時間に余裕を持つこと
- 運転席を離れるときは必ず鍵を持つこと
- 電子キーの場合は電池残量に気を配ること
以上の3点に気を配ることで、インロックトラブルに見舞われる可能性はかなり低くなるはずです!
この先インロックしてしまった時のために!今からできる対策は?
さて、ここまで「インロックを起こさないための対策」についてお話ししてきましたが
今度は「それでもインロックしてしまった時のための対策」についてご紹介していきます。
たとえどんなに気をつけていても、どうしてもインロックが起こってしまうことがあるかもしれません。
思いがけないタイミングで突然襲ってくるのがトラブルというものです。
「絶対にインロックを起こさないぞ!」という心がけももちろん大切ですが
もし起こってしまった時にどんと構えていられるような対策もお伝えします!
スペアキーは必ず用意!
インロックを自力で安全に解決する唯一の方法…それは、スペアキーで鍵を開けることです。
「スペアキーがどこへ行ったかわからない」
「そもそも今持っていない」
という方は、この機会にぜひ用意しましょう!
スペアキーはどこで作れるの?
車のスペアキーを追加で作成できる場所は主にこの3つです。
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電子機能の搭載されていない簡単なタイプの鍵であれば、カー用品店などで数百円でスペアキーを作成してもらえます。
スマートキーやイモビライザーキー(キー内部にIDが搭載され、よりセキュリティが強化された鍵のこと)などの特殊な鍵の場合、カー用品店では対応していないので
ディーラーか鍵専門店に依頼する必要があります。
特殊キーの場合、スペアキーの用意には10000円以上かかってしまいますが、インロックしてしまった場合だけでなく、紛失した場合にも役に立つので作っておくと安心でしょう。
スペアキーのおすすめ保管方法
いざスペアキーを作ったとしても、肝心な時に手元になかったり、家族が持ってこれない場所にいたら意味がありません。
車のスペアキー保管場所
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車の外側にくっつけて使うマグネットケースもありますが、防犯上の理由から使用はおすすめできません!
車上荒らしは、ガラスを割る前にまず車の外側にスペアキーを隠していないか探すからです。
常に持ち歩くカバンの内ポケットや財布の中に入れておけば、防犯上の不安もなく、突然のインロックも落ち着いて対処できます。
スペアキーを用意するだけで終わらず、いざという時にスペアキーがしっかり活躍できる環境を整えておきましょう!
まとめ
今回はインロックの適切な解決法から対策までご紹介してきましたが、いかがでしたか?
インロックに困っている方は、この記事が解決に役立ったなら嬉しいです。
また、もしもの時のために私がお伝えしたいのはズバリ
- スペアキーを必ず用意しておく
- スペアキーは肌身離さず/すぐ取り出せる場所に保管しておく
この2点です!
これから先皆様がインロックに困ってしまっても、今回紹介している対策が役立ち、ベストな方法で解決できることを願っています。