水道管が凍結したかも!?すぐに水を使いたい時の最善策5選

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「水が出ない!?お湯も出ない!?」

「水抜きしたのになんで凍ってるの?」

水道管の凍結は、いつ起こるか分かりません。

ましてや寒い日にお湯が使えないとなったら大事件ですよね。

昨年の冬、水道管の凍結を初めて経験した私は青森に住む友人に

「凍結したらどうしたらいいのか?」

「そもそも凍結させないためにはどうしたらいいのか?」

を聞きまくり、今年もやってくるであろう大寒波に万全の態勢で立ち向かおうと思っています。

今回は、私が集めた水道管の凍結に関する知識を余すことなく書いているのでぜひ役立ててください!

  • 水道管を凍結させた時の対処方法
  • 水道管を2度と凍結させないための対策方法

以上2点を中心に説明しているのでこれを読めば水道管の凍結は怖くありません!

それでは、スミカル編集部のカワイがお話していきます!

水道管が凍結した時の対処方法

水道管が凍結した時は、基本的に自分で対処できます。

ですが、水道管が破裂している時は業者さんに修理してもらう必要があります。

もしも、

水道の元栓を開けたら、既に水道管が破裂していて水が吹き出してきた…!

凍結をなんとかしようとしたら水道管が破裂して床が水浸しになってきた…!

という時は水道管が破裂している証拠です。

②水道管が破裂した時の対処方法」から読み進めてください。

次のブロックでお話する対処方法はあくまで、よくありがちな場所が凍結した際の対処方法になります。

例えば、キッチンの水が出ない時は「蛇口を温めれば直るか?」というような、予想をつけられる時に使える方法です。

もし凍結した場所がトイレやシャワーだったらどうでしょうか?

どこをどうしたらいいかわからないですよね…

変なことをして壊しても嫌ですし…

〇〇の水道管が凍結した時はどうしたらいいの?」では、そんな生活シーンに忍び寄る凍結事件を解決する方法を解説しているのでそちらも参考にしてください。

それでは、オーソドックスなパターンから見ていきましょう!

①自分でできる対処方法

自分でできる対処方法は比較的簡単です!

ですが!

「なーんだ簡単なら説明聞かなくていいや〜」と思った方、ちょっと待ってください!

凍結しているものを解凍させるという単純な作業ばかりなんですが、ちょっとでも方法を間違うだけで、水道管が破裂して水が吹き出してしまうという大惨事になりかねないんです…!

そうなってしまうと業者さんでしか修理できません。

そればかりか、吹き出した水で床が水浸しになり床を張り替えることになってしまう、なんて可能性も考えられます。

そうならないように、この記事を読んで対処方法をしっかりと把握して慎重に対処していきましょう。

水道管が凍結した時に、自分で対処する方法は4つあります。

それぞれの手順と注意点は、水道局のサイトを参考に私が実践してみて明記しているので安心してください。

参考:上越市ガス水道局仙台市水道局

<ぬるま湯をかける>

最も早く自分で水道管を解凍できる方法です。

ですが、「そもそもどこからも水が出ないからお湯が沸かせない…」という時は「ドライヤーを使う方法」を試してください!

【手順】

 

出典:上越市水道局

  1. 凍結している水道管にタオルをまく
  2. 50度程度のぬるま湯をゆっくりかける
  3. かけ終わったらタオルを外し、蛇口や配管の水気を拭き取る
  4. 蛇口をひねり、水が出るか確認する

【注意点】

  • 温度が高ければいいということではありません。熱湯をかけると水道管が破裂する恐れがあります。
  • タオルをかけないと水道管が破裂する恐れがあります。
  • 凍結した状態で何度も蛇口を開閉すると水道管が破裂する恐れがあります。

<ドライヤーを使う>

お湯を使う方法よりも時間はかかりますが、水道管の破裂リスクは低いです!

【手順】

出典:上越市水道局

  1. ドライヤーを凍結している部分に当てる
  2. 水道管を触ってみてキンっと冷たくなくなったら水道管をひねり水を出す

【注意点】

  • 水道管とドライヤーの間は2,3cm離して水道管の破裂を防ぎます。
  • 同じ部分を長時間温めると水道管が破裂する恐れがあります。
  • 凍結した状態で何度も蛇口を開閉すると水道管が破裂する恐れがあります

<部屋を暖める>

水道管に最も負荷を与えない方法ですが、凍結状態やその日の気温によってそれなりに時間がかかります。

【手順】

  1. 暖房を入れて部屋の気温をあげる
  2. 水道管を触ってみてキンっと冷たくなくなったら水道管をひねり水を出す

【注意点】

  • 部屋を暖めることで凍結を自然解凍するので時間がかかります。
  • 凍結した状態で何度も蛇口を開閉すると水道管が破裂する恐れがあります。

<カイロを使う>

比較的早く解凍することができますが、急激な温度上昇があるのでカイロを放置しないようにしましょう。

【手順】

  1. カイロを凍結している部分に当てる
  2. 水道管を触ってみてキンっと冷たくなくなったら水道管をひねり水を出す

【注意点】

  • 同じ部分を長時間温めなると水道管が破裂する恐れがあります。
  • カイロが急激に熱くなったらタオルなどでカイロを包んで水道管に当ててください。
  • 凍結した状態で何度も蛇口を開閉すると水道管が破裂する恐れがあります。

以上4点が水道管が凍結した時に自分でできる対処方法になります。

もし、対処している最中に水道管が破裂してしまった時は、水道管の元栓を閉めて速やかに指定給水装置工事事業者に連絡しましょう。

詳しくは次のブロックで説明します。

②水道管が破裂した時の対処方法

水道管が破裂してしまった時にやることは以下の3つです。

  1. 応急処置をする
  2. 指定給水装置工事事業者に連絡する
  3. 加入している火災保険会社に連絡する

<応急処置をする>

水道管が破裂してしまうと、次から次へと水が溢れ出す状態に…!

業者さんが来るまでの間に床が水浸しになってしまいます。

しかも水道代も跳ね上がって大変なことに…!

速やかに外にある水道メータボックスを開けて水道の元栓を閉めましょう。

元栓がどこにあるのかわからない、固くて閉められないという時は応急処置をしてください。

方法としては、破裂部分に布もしくはガムテープなどを巻き付けるのが有効です。

<指定給水装置工事事業者に連絡する>

水道管が破裂してしまった時は、状況の大小に関わらず速やかに水道局が指定している「指定給水装置工事事業者」に連絡しましょう。

業者さんに、「水道管が破裂してしまって…」と伝えるだけで十分です。

また、いち早く水道管を解凍したい時は自分でやるよりも業者さんに頼んだ方が早い時があります。

東京都23区大阪市札幌市長野市新潟市の指定給水装置工事事業者を載せておくので参考にしてください。

各地域の指定給水装置工事事業者:東京都23区大阪市札幌市長野市新潟市

指定給水装置工事事業者とは、地域ごとに水道局が認定している業者のことです。

認定されるためには、水道法で定められた基準を満たした施工工事を行なっている必要があります。

基準は3つあります。

  1. 事業所ごとに国家資格をもった給水装置工事主任技術者を置くこと
  2. 水道管を切断、加工、接合用の機械器具を持っていること
  3. 水道法に違反していないこと

水道法とは、厚生労働省が定めた規則で目的を以下のように述べています。

この法律は、水道の布設及び管理を適性かつ合理的ならしめるととともに、水道の基盤を強化することによって、清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与することを目的とする

出典:厚生労働省

水道管が破裂した時の修理はかなり複雑で難しいので、指定給水装置工事事業者ではないと行えない場合があります。

<加入している火災保険会社に連絡する>

水道管が破裂した時は、火災保険が適用になるので保険会社さんに連絡してみましょう。

実際に修理する前に加入している保険内容がわかれば、金額にハラハラすることなく業者さんに修理をお願いできると思うので早めに連絡しておくのがおすすめです!

基本的に、水道の破裂に関係する火災保険内容は水濡れ補償と破損・汚損補償の2つです。

保険会社によって呼び方が少し変わります。

水濡れ補償は、水道管の故障などによって室内が水浸しになった場合などに適用されます。

破損・汚損補償は、突発的な事故によって建物の一部が破損した時に適用される保険です。

どちらも保険会社によっては水道管が破裂した場合は適用外となっていることがあるので確認してください。

また、保険会社によっては凍結水道修理費用保険金という補償制度もあります。

これは、水道管が凍結したことに特化した内容となっていて修理内容に関わらず費用が補償されます。

ですがほとんどの保険会社が補償上限額を定めており、水道管に関する平均補償額は10万円です。

参考:損保ジャパン

水道管凍結の原因から予防策を知ろう

水道管の凍結は、しっかりと原因を知り、対策をすれば防ぐことができます。

簡単にできる予防策を6つ紹介するのでぜひやってみてください。

「いつもやっているから大丈夫だよ〜」と思いがちですが思わぬところで間違った方法をしているかもしれません…!

一緒におさらいしましょう。

【原因①】水抜きが不十分

水抜きをしたことがありますか?

寒い地域に住んでいる方にとってはお馴染みの水抜きかもしれませんが、「聞いたことはあるけど方法は詳しく知らない」という人に向けて簡単に水抜きについて説明します。

水抜きとは、水道管や排水管に水を溜めないようにするための作業のことです。

水道管や排水管に水が溜まっていると水道管の凍結、破裂の原因になるため水抜きは重要な対策方法になります。

「水抜きしたのに水道管が凍結している!」

という時は水抜きが不十分だったことが考えられます。

正しい水抜きの手順を説明するので復習がてらにご覧ください!

<水道管の水抜きをする>

寒い地域は「水抜き栓」があるところが多いですが、設置されていないお家も多いと思います。

「水抜き栓」とは水道の元栓とは別にある栓のことで、元栓のように水を止めるだけではなく、水道管に残っている水を元栓よりももっと下の地中に流す排水機能があります。

ここのブロックでは、「水抜き栓」がある場合とない場合の水抜きの方法を説明します。

【水抜き栓がある場合の手順】

  1. 止水栓を閉める
  2. 水抜き栓を閉める
  3. 蛇口を開け水を完全に抜く

止水栓とは、水回り近くにある水を供給している栓のことです。

上の写真はトイレについている止水栓です。

マイナスドライバーなどで右に回すと止めることができます。

【水抜き栓がない場合の手順】

  1. 止水栓を閉める
  2. 水道の元栓を閉める
  3. 蛇口を開け水を完全に抜く

水抜き栓がない時は、水道の元栓を閉める必要があります。

ですが、水道の元栓に溜まっている水を地中へ流すことが難しいので、元栓を凍らせないためにメーターボックスに発泡スチロールを入れておくと保温効果があるのでやってみてください!

<給湯器の水抜きをする>

給湯器は、外気温がマイナス15℃程度までなら自動で保温するためのヒーターが作動し凍結を予防してくれています。

そのため、給湯器の電源を常に入れておくことも凍結防止になるんです。

ですが、マイナス15℃以下になってしまったりなんらかの不具合でヒーターが作動しなかったりすると給湯器が凍結してしまいます。

そういったことを防ぐためには、給湯器の水抜きをしておくのがおすすめです!

給湯器の水抜きをすることで「シャワーのお湯が出ない!」「お風呂が沸かせない!」などのトラブルを防ぐことができます。

以下は、基本的な給湯器の水抜きの方法ですが実際に行う際は取扱説明書も参考にしてください。

【給湯器の水抜きの手順】

  1. 給湯器本体のガス栓を閉める
  2. 給湯器リモコンの運転を「切」にする
  3. 止水栓を閉める
  4. お湯が出る蛇口を開け、水を出し切る
  5. 給湯器本体の水抜き栓を開ける
  6. 給湯器本体の電源プラグを抜く

作業する時は、火傷に注意しましょう。

また、電源プラグを抜き忘れると機器の故障の原因になります。

【原因②】気温の急激な低下

気温が急激に低下すると凍結の危険性も高まります。

急激な気温低下による凍結を防ぐためには以下の方法があります。

<水をチョロチョロ出しする>

水は、なんらかの動きがあれば急激な気温低下でも中々凍結しません。

なので、水道からわずかにチョロチョロと水を流しっぱなしにしておくことで凍結を防ぐことができます。

ですが、水道代はかかるのでよく検討してください。

<保温材を取り付ける>

保温材を取り付けておけば、気温が急激に低下した際も凍結を防げます。

この時、自分で水道管に保温材を取り付ける人がいますがおすすめしません。

なぜなら、使用する保温材を間違ってしまうと水道管の破損に繋がってしまうからです。

ではどうやって保温材を取り付けたらいいのか?

それは指定給水装置工事事業者に頼むのがベストです。

指定業者に頼めば、水道管が破損する恐れはないですし、凍結の発生を最大限に予防することができます。

指定給水装置工事事業者については「指定給水装置工事事業者に連絡する」を参考にしてください。

<凍結しやすい場所を把握しておく>

気温の急激な低下によって凍結が起こりやすい場所は以下の通りです。

  • 水道管が剥き出しになっているところ
  • 水道管が日陰にある
  • 北側にある水回り
  • 風当たりが強いところ

このような場所の水道管には、指定給水装置工事事業者に頼んで保温材を取り付けてもらいましょう。

<濡れているところはこまめに拭く>

水道管などに水滴がついたまま放置してしまうと、気温低下でより一層凍結しやすい状態になってしまいます。

また、寒い地域だと濡れていることでお風呂場のタイルが割れやすくなってしまったり、脱衣所やキッチンの壁紙が破れてしまったりすることがあります。

なぜなら、水は凍ると膨張するためです。

建物を綺麗に保つためにも、濡れているところはすぐに拭くようにしましょう。

〇〇の水道管が凍結した時はどうしたらいいの?

「シャワーを浴びようと思ったらお湯が出ない!」

「トイレがいつもみたいに流れない!」

寒い日のこういったトラブルは、もしかしたら凍結によるものかもしれません。

シャワーやトイレをはじめ、水を使う場所は家のあちこちにあります。

水の出るところは、どこでも凍結の可能性があるのです。

このブロックでは、凍結した時にどこをどうしたらいいか検討がつかない…というような場所をピックアップして解決策をお話していきます!

トイレの水が流れない

寒い日にトイレを流そうとして、いつものように水が流れない時は凍結を疑いましょう。

ですが、トイレの水が流れない時はトイレの故障や他の要因が原因で水が流れないことも考えられるので以下を確認してください。

  • 地域全体で断水してはいないか
  • トイレの止水栓や元栓は開いているか
  • トイレタンク内に部品以外の異物などが入っていないか

以上の可能性がゼロの場合は凍結していると考えられます。

【見極め方】

  • 水が流れない:給水管が凍結している
  • 水は流れるが排水されない:排水管が凍結している

給水管は、トイレのタンクから出ている銀色の管のことで排水管はトイレと床の設置面にあるので外側から見ることはできません。

【原因】

  • 気温が低い(0〜マイナス4℃)
  • 数日間トイレを使用していない

【給水管が凍結している時の対処方法】

  • 室温を高くして自然解凍を待つ
  • 給水管をタオルで包みお湯をかける
  • ドライヤーを当てる

【給水管が凍結している時の注意点】

  • 凍結状態で何度も水を流そうすると給水管が破裂する恐れがあります。
  • 温度が高ければいいということではありません。熱湯をかけると水道管が破裂する恐れがあります。
  • 水道管とドライヤーの間は2,3cm離して水道管の破裂を防ぎます。

【排水管が凍結している時の対処方法】

  • 便器内にお湯を流す

【排水管が凍結している時の対処方法】

  • 便器内に熱湯を流すとトイレが故障する恐れがあります。
  • 便器内にお湯を流す時はゆっくり流さないと水が溢れる可能性があります。
  • タンク内にはお湯を入れないでください。タンク内の部品が壊れる恐れがあります。

【対策】

  • トイレを長時間使用しない時は水抜きをする
    トイレの水抜きの方法は、メーカによって異なります。以下の方法は、スタンダードな方法なので実際に水抜きをする時は取り扱い説明書を読んでから行なってください。
  1. 止水栓を閉める
  2. レバーを回して水を流し切る
  • 便器のヒーターをつける
    水抜きをして、ヒーターをつけておけば凍結の心配はほとんどないと言っても過言ではありません。ですが、数日留守にする場合などは火事発生の危険があるので注意してください
  • 凍結防止剤を使う
    便器の底には、下水から上ってくる悪臭を防ぐための封水が溜まっています。封水は、常時溜めておく必要があるので凍結防止剤を入れて、凍結を防ぎましょう。

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シャワーが使えない

【見極め方】

  • 家の他のところのお湯が出る:シャワーノズル、シャワーヘッド、お湯を送る配管などのシャワー単品が凍結している
  • 家のどこからもお湯が出ない:給湯器が凍結している

【原因】

  • 気温が低い(0〜マイナス4℃)

【シャワーが凍結している時の対処方法】

  • 日光を当てて自然解凍する
  • ドライヤーを当てる

【シャワーが凍結している時の注意点】

  • 水道管とドライヤーの間は2,3cm離して水道管の破裂を防ぎます。
  • 凍結状態で何度も水を流そうすると給水管が破裂する恐れがあります。
  • シャワーの配管は冷えやすため、お湯をかけるとあっという間に冷めてしまい凍結を悪化させる恐れがあります。

【給湯器が凍結している時の対処方法】

  1. 給湯器本体の電源プラグは抜かず、給湯器リモコンの運転を「切」にする
  2. 気温が上昇して自然に解凍するのを待つ

以上が給湯器が凍結している時のベストな対処方法です。

ですが、どうしても今すぐお湯を使いたいという時もあると思います。

その時は以下の手順を試してみてください。

【どうしてもすぐにお湯が使いたい時の対処方法】

  1. 給湯器本体の電源プラグは抜かず、給湯器リモコンの運転を「切」にする
  2. 使いたいところの蛇口を少しだけ開けてお湯が出る状態にする
  3. 外の給湯器本体のガス栓を閉める
  4. 給湯器本体の給水元栓を回す
  5. 蛇口からお湯が出るか確認する

この時、給水元栓が回るのに水が出ない時は給水元栓以外のどこかが凍結しているのでこれ以上できることはありません…。

給水元栓をすぐに閉めて、自然に解凍されるのを待ちましょう。

給水元栓を回せない時は、給水元栓にタオルを巻いてお湯をかけて解凍しましょう。

この時、熱湯をかけてしまうと破損に繋がるので気をつけてください。

また、給水元栓近くにある電源プラグやコンセントにお湯がかかってしまうと給湯器自体が故障してしまうので慎重に行います。

給水元栓が回るようになったら、水気を拭き取り蛇口からお湯が出るか確認しましょう。

【対策】

  • 給湯器の水抜きをする
  • 配管やシャワー全体にタオルを巻いておく
  • 気温が下がる時は、チョロチョロと水を出しておく

詳しくは「水道管凍結の原因から予防策を知ろう」を参考にしてください。

キッチンの水が使えない

【原因】

  • 蛇口周辺が凍っている
  • 外の水道管が凍っている

【見極め方】

  • キッチンの水が使えない時、どこが凍結しているのかは地道に探していくしかありません。蛇口周辺が凍っている時の対処方法を試しても水が出ない時は、外の水道管が凍っている可能性が高いです。

【蛇口周辺が凍っている時の対処方法】

  • 蛇口にタオルを巻いてお湯をかける
  • ドライヤーを当てる
  • カイロを当てる

【蛇口周辺が凍っている時の注意点】

  • 凍結状態で何度も水を流そうすると給水管が破裂する恐れがあります。
  • 温度が高ければいいということではありません。熱湯をかけると水道管が破裂する恐れがあります。
  • 水道管とドライヤーの間は2,3cm離して水道管の破裂を防ぎます。
  • カイロが急激に熱くなったらタオルなどでカイロを包んで水道管に当ててください。

【外の水道管が凍っている時の対処方法】

  • 自然解凍
  • 水道管にタオルを巻いてお湯をかける

【外の水道管が凍っている時の注意点】

  • 凍結状態で何度も水を流そうすると給水管が破裂する恐れがあります。
  • お湯を使用する場合、水道管とお湯との温度差が大きすぎると水道管が破裂する恐れがあるので気をつけてください。

【対策】

水道凍結の原因から予防策を知ろう」を参考にしてください

お風呂が沸かせない

【見極め方】

  • 家の他のところのお湯が出る:水道管が凍結している
  • 家のどこからもお湯が出ない:給湯器が凍結している

【原因】

  • 気温が低い(0〜マイナス4℃)

【対処法】

部屋を温めて解凍されるのを待つしかありません。

無理に水を出そうとするとお風呂の給水管が破損する恐れがあります。

【対策】

  • 浴槽に5cmほど水を溜めておく追い焚き機能がある場合に使える対策方法です。浴槽に水を溜めておくことで、水の温度が下がりすぎた時にボイラーが作動するため凍結防止になります。ですが、湿度が高くなるのでカビが発生しないように換気扇を回しておきましょう。

洗面所の水が使えない

【原因】

  • 蛇口周辺が凍っている
  • 外の水道管が凍っている

【見極め方】

  • キッチンの水が使えない時、どこが凍結しているのかは地道に探していくしかありません。蛇口周辺が凍っている時の対処方法を試しても水が出ない時は、外の水道管が凍っている可能性が高いです。

【蛇口周辺が凍っている時の対処方法】

  • 蛇口にタオルを巻いてお湯をかける
  • ドライヤーを当てる
  • カイロを当てる

【蛇口周辺が凍っている時の注意点】

  • 凍結状態で何度も水を流そうすると給水管が破裂する恐れがあります。
  • 温度が高ければいいということではありません。熱湯をかけると水道管が破裂する恐れがあります。
  • 水道管とドライヤーの間は2,3cm離して水道管の破裂を防ぎます。
  • カイロが急激に熱くなったらタオルなどでカイロを包んで水道管に当ててください。

【外の水道管が凍っている時の対処方法】

  • 自然解凍
  • 水道管にタオルを巻いてお湯をかける

【外の水道管が凍っている時の注意点】

  • 凍結状態で何度も水を流そうすると給水管が破裂する恐れがあります。
  • お湯を使用する場合、水道管とお湯との温度差が大きすぎると水道管が破裂する恐れがあるので気をつけてください。

【対策】

水道凍結の原因から予防策を知ろう」を参考にしてください

SNSを利用して水道管の凍結を防ごう

水道管が凍結しやすいのは毎年1月〜2月です。

毎年その時期が近づくと、SNS上で「今日は◯℃です。水道管の凍結に注意してください」とアナウンスしてくれるアカウントがあります。

日々忙しいと、ついつい天気予報を見逃してしまいますよね。

そんな時は、SNSを利用して水道管の凍結を防ぎましょう!

おすすめのアカウントを紹介するのでよかったらフォローしてみてくださいね!

①はれつったー盛岡/水道管凍結アラート

水道管が凍結しやすい時期だけツイートされているアカウントです。

上記は盛岡のアカウントですが、秋田など他の地域専用のアカウントもあります。

詳しくは「水道管凍結アラート/はれつったー」をご覧ください。

②まりもっこり

北海道のゆるキャラまりもっこりの公式アカウントです。

日々いろいろな情報をツイートしていますが、水道管が凍結する時期になると注意喚起してくれます。

③TBC東北放送 防災減災・災害情報

日々、天気予報などをツイートしています。

主に宮城県の情報を知ることができます。

まとめ

いかがでしたか?

水道管の凍結は予防はできるもののいつ起こってしまうかわかりません。

  • 凍結する前に正しい対策を行うこと
  • 凍結した時はなるべく自然に解凍するのを待つこと
  • 水道管が破裂した時は指定給水装置工事事業者に頼むこと

以上3点をおさえておけばバッチリです!

もうこれでいつ寒波が到来しても怖いものなし!

今年の冬も乗り越えていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!