トイレの水漏れ原因の見極め方と自分でできる修理方法5つ

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「えっ床が水浸しになってる…!」

「どっかからチョロチョロって音がする」

突然やってくるトイレの水漏れ。

思わぬ日に起こるのでとても焦ってしまいますよね。

トイレの水漏れを発見したときは、とりあえず止水栓を閉めましょう。
止水栓を閉めることで、一旦は水漏れを止めることができます。
止水栓ってナニ!?どうやって止めるの!?という時はコチラ!!

私もこの前、いつも無音なトイレからチョロチョロ…と音がすると思ったら原因は水漏れでした。

私は、様々なサイトを読みまくりなんとか自分で水漏れを直すことができました。

この記事を読んでいるということは、あなたも「可能なら自分でトイレの水漏れを直したい」と思っているのではないでしょうか?

安心してください。

この記事では、
あなたの水漏れの症状は自分で直すことができるものなのか?
自分で直す時はどうしたらいいのか?
という疑問にお答えしています。

なるべくスムーズにトイレの水漏れが直るように説明していくのでお急ぎの方も安心してください。

もし、今すぐトイレの修理専門の業者さんに連絡したいというときはコチラ

水漏れを一旦ストップ!止水栓を閉めよう!

水漏れの原因を探す前に一度止水栓を閉めましょう
閉めないままだと水漏れ状態がずっと続いていることになってしまい、水道代が大変なことに!

トイレの止水栓はトイレタンクと壁をつないでいる給水管のところにあります!

止水栓の閉め方

止水栓は、マイナスドライバーなどで右回転させると閉まります。

止水栓を閉めることでとりあえずは、トイレの水漏れを止めることができます。

トイレの止水栓を閉めても、キッチンや他の水回りへの影響はないのでご安心ください。

もしトイレの止水栓が見つからないときは、水道の元栓を閉める必要があります。

<用語解説>
止水栓は、トイレやキッチンの水道などそれぞれの水回りへ水を供給するために各場所についているものです。

その水漏れはどこから?症状から原因を探ろう!

「あなたの水漏れの症状は以下の4つのどれですか?」

トイレのタンクのあたりからチョロチョロと音がする?
床が濡れている?
給水管パイプが濡れている?
ウォシュレットから水が滴っている?

それぞれの症状が起こっている場合、どういった水漏れの原因が考えられるのか一つひとつ丁寧に解説していきます。

トイレのタンクからチョロチョロと音がする

【考えられる水漏れの原因】

  • ボールタップの不具合による水漏れ
  • ボールタップの破損による水漏れ
  • フロートバルブの破損による水漏れ

各部品の設置場所の詳細は、トイレのTOTOのサイトを参考にしてください。

出典:TOTO

以上3つが水漏れの原因として考えられます。
それぞれの原因の詳細については、部品の説明・正常状態・異常状態・確かめる方法に分けて説明していきます!

<ボールタップの不具合による水漏れ>

ボールタップとは
トイレのタンクの中にある部品のことで浮き球のようなものが繋がっています。浮き球が上昇すると止水弁が閉じ、浮き球が下降すると止水弁が開くことでタンクに排水されます。

正常状態
トイレのレバーを引き、水を流すとタンク内に溜まっていた水がトイレへ流れます。
タンク内の水が少なくなるので、ボールタップの浮き球が下降します。
そのためボールタップの止水弁が開き水がタンク内に流れ、タンクの水が増えます。
タンク内の水が溜まってくると、浮き球が上昇することで止水弁が閉じるので水の排水がストップします。

異常状態
ボールタップの止水弁が常に開かれ、常にタンク内へ水を排水してしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
浮き球を手で掴み、前後させてボールタップの止水弁が閉まるかどうか確認します。
止水弁が閉じる場合は、浮き球を水面に浮かせましょう。
チョロチョロという音がしなければ解決です。
手を離してもチョロチョロという音がする時は、浮き球に不具合があります。

自分で直すことができるので「【修理方法と準備物】タンク内のボールタップの浮き球」を参考に修理してみてください。

<ボールタップの破損による水漏れ>

ボールタップとは
トイレのタンクの中にある部品のことで浮き球のようなものが繋がっています。浮き球が上昇すると止水弁が閉じ、浮き球が下降すると止水弁が開くことでタンクに排水されます。

正常状態
トイレのレバーを引き、水を流すとタンク内に溜まっていた水がトイレへ流れます。
タンク内の水が少なくなるので、ボールタップの浮き球が下降します。
そのためボールタップの止水弁が開き水がタンク内に流れ、タンクの水が増えます。
タンク内の水が溜まってくると、浮き球が上昇することで止水弁が閉じるので水の排水がストップします。

異常状態
ボールタップの止水弁が常に開かれ、常にタンク内へ水を排水してしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
ボールタップについている浮き球が割れているかどうか目視で確認してください。
また、浮き球を上下に動かして止水弁が開閉するか確認しましょう。
止水弁が開閉しない時は、止水弁が破損しています。

浮き球の破損も、止水弁の破損もボールタップを交換する必要があります。
自分でできる範囲なので「【交換方法と準備物】タンク内のボールタップ」を参考に交換してみてください。

<フロートバルブの破損による水漏れ>

フロートバルブとは
タンク内の底にある黒いゴム栓のようなもので、ゴムフロートとも言います。タンク内の水をトイレへ流す役割を担っています。

正常状態
トイレのレバーを引き、水を流すとフロートバルブが開き、水が便器へ流れます。
一定量水が流れるとフロートバルブが自動で閉まります。

異常状態
フロートバルブが常に開かれた状態になり、水が便器へ流れ続けてしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
フロートバルブをタンクから取り出し、破損しているかどうか目視で確認してください。

破損している場合は、自分で交換することができます。
「【交換方法と準備物】タンク内のフロートバルブ」のブロックを参考にしてください.

床が濡れている

【考えられる水漏れの原因】

  • 便器のひび割れによる水漏れ
  • トイレの設置不良による水漏れ
  • 床下にある排水管の破損による水漏れ

以上3つが水漏れの原因として考えられます。

すべて自分で修理することをおすすめできない水漏れの原因です。
ですが、水漏れを一時的に止める応急処置についてはお話いたします!

いますぐに業者を呼ぶときは「トイレの修理専門業者を選ぶ時のコツ」を参考にしてください。

<便器のひび割れによる水漏れ>

正常状態
便器から水が滲み出ていない。

異常状態
便器から水が滲み出てしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
便器から水が滲み出ているけど、目視でひびが確認できない時は布で便器を触ってみましょう。ひび割れがある時は、布がひびにひっかかります。
また、墨汁などの色がついた液体を便器内に流してみて便器からその液体が出てくるか確認する方法もあります。

また、トイレの便器のひび割れは業者さんでも修理をすることができず、トイレそのものを交換する必要があります。

そのため「応急処置で済ませている…」というお宅もあるようですがひび割れが悪化したために水漏れが大ごとになり床の張り替えまで行うことになってしまった、なんてことにもなりかねません。

賃貸の戸建てに住んでいます。数か月前にトイレのタンクにひびが入って少量の水漏れがあり、その時は専用の接着剤でなんとか応急措置出来ていましたが、先日より、 ひび割れが大きくなり、大量の水漏れでタンクを取り換えなければ使えない状態になりました、入居して2年で、築20年の家です、この場合やはり借り主が修理を負担しないといけないのでしょうか?
出典:Yahoo知恵袋

応急処置は、あくまで次のトイレを購入するまでのつなぎと考えてください。
また、応急処置をした状態でのトイレの使用はなるべく控えましょう。
水を流すたびに、ひび割れが大きくなる可能性があります。

応急処置は、ホームセンターなどで購入できる防水パテを使います。

防水パテは種類にもよりますが基本的な使い方は以下の通りです。
①ゴム手袋などをつけた手で練る
②ひび割れしているところに練り込む
③自然乾燥で乾くのを待つ

私は一度トイレが水漏れしてからもしものために、と思いこの少量パックの防水パテをストックしています(笑)

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この防水パテはそのまま指で塗ることができちゃう優れもので、しかも湿った面にも使えるそうなのでトイレにぴったりです!

<トイレの設置不良による水漏れ>

設置不良とは
トイレを取り付ける時、便器と排水管の接続部分がずれてしまうことで起こります。

正常状態
トイレと床の間から水が滲み出ていません。

異常状態
トイレ全体はどこも濡れていないのにトイレと床の間から水が滲み出てしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
墨汁などの色がついた液体をトイレの便器の中にたらします。
トイレと床の間から、その液体が滲み出てきたら設置不良による水漏れです。

応急処置としては、トイレの設置面にタオルを敷いておくことおすすめします。

<床下にある排水管の破損による水漏れ>

正常状態
床が濡れていません。

異常状態
トイレには全く問題ないが、床が濡れてしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
墨汁などの色がついた液体をトイレの便器の中にたらします。
トイレと床の間からその液体が滲み出てきたら設置不良による水漏れですが、そうでない場合は床下にある排水管の破損による水漏れです。

床をはがし、排水管を修理しないとどうすることもできないため、すぐに専門の業者さんを呼びましょう。

すぐに業者さんに連絡したい時は、水の110番救急車がおすすめです。

排水管が水漏れの原因である場合にできる応急処置は、床をひたすら拭くぐらいです。
症状が深刻な場合は、業者さんにその旨を伝え急いでもらうようにしましょう。

床を剥がすとなると大事になってしまいますよね。
このような時は、火災保険が適用される場合が多いので加入している保険会社さんに問い合わせてみましょう。

給水管パイプが濡れている

【考えられる水漏れの原因】

  • ナットの緩みによる水漏れ
  • パッキンの劣化による水漏れ

以上2つが水漏れの原因として考えられます。

<ナットの緩みによる水漏れ>

ナットとは
止水栓がついている給水管に何箇所かある回せる部分のことです。

正常状態
緩みがなくしっかりと締まっています。

異常状態
緩みがあり、水が滲み出てしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
ナットから水が滲み出ているかどうか目視で確認しましょう。
止水栓を閉めている場合、確認できないことがあるので再度開けてみてください。

ナットの緩みは自分で修理することができます。
修理方法は「【修理方法と準備物】給水管パイプのナット」を参考にしてください。

<パッキンの劣化による水漏れ>

パッキンとは
ナットの中にあるゴム製の小さい部品のことです。

正常状態
ナットのある部分から水が滲み出ていません。

異常状態
ナットがしっかりと締まっているにも関わらず、ナットの部分から水が滲み出てしまう。

水漏れかどうか確かめる方法
ナットがしっかりと締まっているか確認します。
締まっていてもナットの部分から水が滲み出ている時はパッキンが劣化しています。
止水栓を閉めている場合、確認できないことがあるので再度開けてみてください。

パッキンの劣化は、目視では確認することが難しいです。
水漏れをしているということは劣化の可能性が高いので、新しいパッキンに交換しましょう。
自分で交換できるので「【交換方法と準備物】給水管パイプのパッキン」を参考にやってみてください。

ウォシュレット(温水洗浄便座)から水が滴っている

今ほとんどの家庭についているウォシュレット。
そのウォシュレットからの水漏れは、自分で修理することはできません。

トイレのメーカーさんがウォシュレットの修理をお客様が自分で行うことがないように部品販売をしていないのです。

お客様に末永く安心・安全にご使用いただくために、お客様での修理・交換ができない部品や、漏水などにより家屋に被害が発生し得る部位の部品(例:ウォシュレット・給湯機等の内部部品や電装部品)に関しましては、販売いたしかねます。あらかじめご了承願います。
出典:TOTO

そのため、無理に部品を取り外すのは止めましょう。
速やかに業者さんへ連絡してください。
また、保証期間内の場合は無償で修理してくれることもあるのでメーカーさんに連絡してみましょう。

自分でトイレの水漏れを修理するときの方法と準備物

トイレの水漏れの原因がわかり、自分で修理する!と決めたあなたに修理の方法と準備物について説明いたします。

この時、ゴム手袋を必ずしましょう!

水漏れを直すために部品を交換することがあると思いますが、その時は必ず自宅のトイレに使える部品かどうかをしっかりチェックしください。
それぞれの部品には使用できるトイレの型番(種類)が記載されています。

 

<雑学>
トイレの型番はトイレにシールで貼っていることが多いです。

【修理方法と準備物】タンク内のボールタップの浮き球

「トイレタンク内にある浮き球が水漏れの原因かも?」と思う時に行う修理方法です。

【準備物】

・ゴム手袋・バケツ

・レンチ(タンクの蓋に手洗い管がある場合)

【修理方法】

①タンクの蓋を外す
滑りやすく重たいので慎重に取り外しましょう。
このとき、手洗い管があるトイレは、手洗い管とボールタップのホースがナットで繋がっているのでレンチを使って取り外しましょう。
また、陶器製の場合は手をきらないように気をつけてください。

②浮き球を水面に浮かせた状態にする
浮き球が沈んでいる場合は手で持ち上げましょう。

③オーバーフロー管の標準水位に水面が一致しているか確認する
このとき浮き球を水面に浮かせた状態にしてください。
標準水位よりも水位が上がっていたり下がっていたりするときは、ボールタップについている水位調整リングを回し水面を水位に合わせましょう。
水位調整リングは、ボールタップの下についているつまみのようなものです。
右回りで水位が上昇し左周りで水位が下降します。

<用語解説>
オーバーフロー管とはタンク内にある、直立に立っているパイプのようなものです。
パイプの先端から2,3センチ下に何らかのマークがあり、それがタンク内の目安となる水位です。
タンク内の何らかの不具合によってタンク外に水が漏れ出すことがないよう、オーバーフロー菅は設置されています。

④確認
トイレのレバーを引き、きちんと浮き球が動いていること、標準水位と水面が一致していることを確認しましょう。

浮き球がうまく動かなかったり、水面が標準水位と一致しないときは再度③と④の作業をやってみてください。
やっても直らないときは、ボールタップが故障していると考えられます。
ボールタップを交換するか、原因不明として業者さんに相談してみましょう。

【交換方法と準備物】タンク内のボールタップ

「トイレタンク内にあるボールタップの破損が水漏れの原因かも?」と思う時に行う部品の交換方法です。

【準備物】

・ゴム手袋

・バケツ

・新しいボールタップ(¥2,500〜¥5,000)

※ホームセンターやネットで購入可能

・レンチ

【交換方法】

①止水栓を閉める
止水栓を閉めないと水が溢れ出したり他の箇所から水漏れする可能性があります。

②タンクの蓋を外す
滑りやすく重たいので慎重に取り外しましょう。
このとき、手洗い管がある場合のタイプのトイレは手洗い管とボールタップのホースがナットで繋がっているのでレンチを使って取り外しましょう。
また、陶器製の場合は手をきらないように気をつけてください。

③水を抜く
トイレのレバーを引いて水を流し、タンクを空にしましょう。
タンク内に水が溜まっていない方が作業をスムーズにできます。

④ついているボールタップを取り外す
ボールタップはタンク外の給水管とナットによって繋がっています。
レンチを使い、ナットを取り外すとボールタップを取り出すことができます。
取り外したボールタップは一度バケツなどに入れておきましょう。
部品がどのようについていたか忘れないために写真を撮っておくのがオススメです!

⑤新しいボールタップを取り付ける
古いボールタップを取り外したのと逆の手順で取り付けることができます。
このとき給水管が斜めにならないように気をつけてください。
ナットはしっかり締めましょう。

⑥確認
止水栓を開き、標準水位と水面が一致しているか確認します。
もし、一致しなければボールタップの水位調整リングを回したり浮き球を上下させたりして調整しましょう。

ボールタップは全く同じ物でなくても、型番が対応している部品なら使用することができます。

新しいボールタップはホームセンターやネットで購入することができます!

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【交換方法と準備物】タンク内のフロートバルブ

「トイレタンク内のフロートバルブが水漏れの原因かも?」と思う時に行う部品の交換方法です。

【準備物】

・ゴム手袋

・バケツ

・レンチ(タンクの蓋に手洗い管がある場合)

・新しいフロートバルブ(¥1,000)

※ホームセンターやネットで購入可能

【交換方法】

①止水栓を閉める
止水栓を閉めないと水が溢れ出したり他の箇所から水漏れする可能性があります。

②タンクの蓋を外す
滑りやすく重たいので慎重に取り外しましょう。
このとき、手洗い管がある場合のタイプのトイレは手洗い管とボールタップのホースがナットで繋がっているのでレンチを使って取り外しましょう。
また、陶器製の場合は手をきらないように気をつけてください。

③水を抜く
トイレのレバーを引いて水を流しましょう。
タンク内に水が溜まっていない方が作業がスムーズにできます。

④ついているフロートバルブを取り外す
レバーから鎖を外し、フロートバルブを取り外します。
この時、他の部品を動かさないように気をつけてください。
部品がどのようについていたか忘れないために写真を撮っておくのがオススメです!

⑤新しいフロートバルブを取り付ける
古いフロートバルブを取り外したのと逆の手順で取り付けることができます。

⑥鎖の長さを調整する
鎖の長さは水の流れる量に関係します。
鎖が長いと流れる水の量は少なく、鎖が短いと流れる水の量は多くなります。
基本的には、前と同じくらいの長さにしましょう。
節水のために水の流れる量を少なくしようかな…と鎖の長さを変えてしまうと水が思うように流れずトイレが詰まってしまうこともあります。
トイレの水が流れる量は、トイレの種類によって適当なものになっているので勝手に変えない方が安全です!

⑦確認
止水栓を開けてレバーを引き、水が流れることと水漏れが直っていることを確認します。

新しいフロートバルブはホームセンターやネットで購入することができます!

(2020年5月27日 13:39時点のAmazonの価格)

【修理方法と準備物】給水管パイプのナット

「給水管パイプのナットが水漏れの原因かも?」と思う時に行う修理方法です。

【準備物】

・ゴム手袋

・レンチ

【修理方法】

①止水栓を閉める
止水栓を閉めないと水が溢れ出したり他の箇所から水漏れする可能性があります。

②ナットを締める
レンチを使ってナットを締めます。
この時、締めすぎたり緩んでいないナットを締めたりすると給水管が破損することがあります。

③確認
止水栓を開けて水漏れがしていないことを確認します。
再度水漏れするときはパッキンの劣化か、給水管そのものの破損が考えられます。

【交換方法と準備物】給水管パイプのパッキン

「給水管パイプのパッキンが原因で水漏れしているかも?」と思う時に行う部品の交換方法です。

【準備物】

・ゴム手袋

・レンチ

・新しいパッキン(¥300)

※ホームセンターやネットで購入可能

パッキンは止水栓と給水管で使われているものが異なるので購入する時は注意しましょう。

【交換方法】

①止水栓を閉める
止水栓を閉めないと水が溢れ出したり他の箇所から水漏れする可能性があります。

②パッキンを取り外す
ナットを緩め、中に入っているパッキンを取り外します。
「全然劣化してないじゃん」と思っても使用済みのパッキンを使うのは止めましょう。
パッキンの劣化は目視では確認できないことがあります。

③新しいパッキンを取り付ける
新しいパッキンを元通りにはめ込み、ナットを締めます。
この時、ナットの締め過ぎに注意してください。

④確認
止水栓を開けて水漏れがしていないことを確認します。
再度水漏れするときは、ナットが緩んでいるか、パッキンがずれている可能性があります。
直しても水漏れが続く場合は、給水管そのものの破損が考えられます。

新しいパッキンは、ホームセンターやネットで購入することができます!

(2020年5月27日 13:39時点のAmazonの価格)

トイレの修理専門業者を選ぶ時のコツ

水漏れの修理は、誰でもできるものではありません。
原因が複雑だったり、修理が不安だったりする時は業者さんを頼りましょう。

ですが、トイレ専門の修理業者さんはたくさんあるためどこに頼んだらいいか迷ってしまうのではないでしょうか?

このブロックでは、業者さんが自宅に来て水漏れを直してくれるまでの流れや業者さんを選ぶポイントをお伝えします。

いい業者を選ぶ外せないポイントは3つ

業者さんが水漏れを直してくれるまでの流れは以下の通りです。

  1. 電話で水漏れの状況を伝える
  2. 業者さんが自宅で点検、見積もり
  3. 修理作業
  4. お客様と一緒に確認
  5. お支払い

どの業者さんもこの流れで進めていくと思います。

ですがあちこちに良い業者さんかを見極めるポイントがあるんです。

それは
①点検をしっかりしてくれるか
②見積もりの説明は丁寧か
③多くのメーカー、型番に対応しているか
の3つです!
それぞれどういうことか説明いたします。

①点検をしっかりしてくれるか
いい業者さんはトイレの水漏れの原因を調べるだけでなく、他にも壊れているところがないか点検してくれます。
また、しっかりとした点検を行うとなると目視だけでは難しく、様々な機材を使用します。

そのため、見積もりが無料となることが少ないのです。

「今日せっかく直したのに来週には違うところが壊れてしまった…」
とならないようにいい機会だと思って隅々まで点検してもらいましょう。

②見積もりの説明は丁寧か
点検が終わったらどのくらいの費用になりそうか、どういった作業になりそうかを説明してもらいましょう。
この時、費用の内訳が細かいといい業者さんと言えるでしょう。

作業代、部品代、という項目だけでは正直よくわからないですよね。
どの部品がいくらするのかなども含めて聞けると自分も納得、安心することができます。

③多くのメーカー、型番に対応しているか
多くのメーカーや型番に対応している業者さんだと、珍しい種類だったり廃盤になったりしていても対応してくれることがあります。

不安な時は、電話口でトイレの種類を伝えて対応しているかどうか確認してもらいましょう。

どうでしょうか?
業者選びの参考になりそうですか?

それでもやっぱり迷ってしまう…
というあなたにオススメのトイレの修理専門の業者さんを3つ紹介いたします。

ここに頼めば安心。オススメのトイレ修理専門業者3つ

私が調べてみて、ここなら安心して修理を頼めそう!
と思ったオススメの業者さんを3つ紹介します。

THATMAN(ザットマン)

出典:THATMAN

  • 対応エリア

北海道、九州は対応不可、その他の地域もエリアによっては対応していません

  • 見積もりについて

無料

  • 対応メーカー

TOTO・LIXIL・INAX

  • アフターフォロー

特になし

ザットマンは、受付の対応がナンバーワン!と言われるほど神対応な業者さんです。
水漏れがどんな状態なのか、一つひとつ丁寧に聞いてくれます。

水の110番救急車

出典:水の110番救急車

  • 対応エリア

基本的に全国対応していますが、一部対応不可エリアがあります

  • 見積もりについて

作業内容によって料金が発生する場合があります

  • 対応メーカー

全メーカー対応

  • アフターフォロー

1週間以内の再トラブルは無償対応

水の110番救急車の魅力は対応メーカーの多さ!国内の全メーカーの対応をしています。
また、施工技術に自信があるからこそ再トラブルが起きた場合は無償で対応してくれます。

QRACIAN(クラシアン)

出典:QRACIAN

  • 対応エリア

対応不可エリアなし

  • 見積もりについて

無料

  • 対応メーカー

基本的には全メーカー対応してますが、部品がない場合もあります

  • アフターフォロー

特になし

圧倒的知名度を誇るクラシアンは、その実績件数も年間100万件以上です。
全国どこでも対応しているため、どこにお住まいでも頼ることができる業者さんです。

今後の水漏れを防ぐために今日からできること

水漏れは、いつ起こるかわかりません。

今回はすぐに気づくことができたけれど次回はなかなか気づけず「知らないうちに水道代が上がっていた…!」なんてこともありえます。

少しでも水漏れを防ぐために今日からできる予防策をご紹介していきます!

私もやっているんですが、とても簡単で心なしかトイレがきれいになっている気もします!

給水管の水漏れチェック

ナットの緩みやパッキンの劣化は、突然起こるものではありません。
日々少しずつ少しずつ状況が悪化した結果水漏れが発生してしまいます。

前兆として考えられるのは給水管のナットがついている接続部分から水が滲み出していることです。
たまにでいいので水が滲み出ていないか目視で確認しましょう!

水漏れ、というほどではないけどすこーし水が滲み出ているような気がしたらナットが緩んでいないか確認し、時間があるときにパッキンを交換してみてください。

床が濡れていないかチェック

床が濡れていないかチェックしましょう。

「床が濡れてたらすぐ気づくよ〜〜〜」と思うかもしれません。
けれど、トイレの床にトイレマットなどを敷いている場合、わずかな水漏れには気づかない可能性があります。

たまにでいいのでよーーく見てみてください。
なんか怪しいかも?と思ったら便器内に墨汁などの色がついた液体をたらしてチェックしてみましょう。
色のついた液体が、外に漏れ出してきたら水漏れしている証拠です。

結露がないかチェック

気温差が大きかったり湿度が高いとトイレに結露が起こります。
できれば結露は乾燥するのを待つのではなく、拭き取るのがベストです。
なぜなら、給水管にできた結露によってカビが発生し給水管の破損を引き起こす可能性があるからです。

また、トイレの便器にできた結露が床に落ち、床にカビができることもあります。

カビ防止のためにも結露は、拭き取るように心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまで
症状からわかる水漏れの原因
自分で水漏れを直す方法
水漏れの予防策
を中心にお話してきました。

トイレは毎日使うものだからこそ壊れてしまうと本当に焦ってしまいますよね。

この記事が少しでもお役に立てていたら嬉しいです。

水漏れ早期発見のためにも明日から予防策をたまーにでいいのでやっていきましょうね。
私もトイレ掃除をするタイミングでチェックしようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!