【DIY初心者がやってみた】自分でできる雨漏り応急処置&対策グッズ紹介!

▼ すぐに雨漏り対策グッズの使い方を知りたい方はこちら ▼

我が家は、自分が一番安心できる場所。
なのに、突然雨漏りしてしまったら… 一気にパニック状態。

「とりあえず、雨水を受けるバケツを置いてみたはいいけれど… その後は?」
「修理が必要? どこに頼む? 修理費っていくらかかるの!?」

こうして悩んでいる間にも、どんどん家が侵食され、傷んでいく
「とにかく何とかして対策しないと!」と気が気じゃないですよね。

しかも… 雨漏りの修理費用って、かなり高額なんです。

屋根を全部葺き替えるともなると、なんと相場は100万〜250万…! とても手軽に頼める値段ではありません。

さらに、台風などで雨漏りの被害が相次ぐと、業者さんも手一杯に…。「頼みたくても頼めない!」という状態になることもあります。

そこで誰しも思い浮かぶのが、「自分でなんとかできないかな?」ということですよね。

 

というわけで今回は!

そんな経験から、実家の雨漏りを自力でなんとかしようと色々頑張った経験のある私が、

 

  • 今雨漏りしている人がすべき応急処置
  • 雨漏り対策グッズを使った効果的な応急処置の方法
  • 修理を頼むときに意識すべきこと

 

この3点について、雨漏り体験者の視点からお伝えしていきたいと思います。

雨漏り対策の方法は、DIY初心者の私でもできた方法をご紹介します。初心者の方はもちろん、私のようなぶきっちょさんも是非チェックしてくださいね。

この記事が、雨漏りで悩んでいるすべての方の不安を、少しでもやわらげることができれば幸いです。

それでは、まいりましょう!

目次

【今雨漏りしている方へ】まずは落ち着いて応急処置を!

「今現在、雨水がポタポタと家内に侵入している…!」という方。
まずは落ち着いて、家にあるもので雨水を受けましょう。

というのも、業者に修理を頼むにせよ、自分で対策をするにせよ… 雨が降っている日は行動を起こすことができないんです。

雨に濡れた屋根に登るのは滑って危ないので絶対NG。壁や窓枠も、濡れた状態では対策しようにもできません。

焦る気持ちはわかりますが、まずは出来ることからやっていきましょう!

 

【注意】

「とにかく雨水が落ちてくるのを止めなきゃ!」と焦って、雨水が滴っている部分をテープで止めるなどはしないようにしてください。

家の内側から雨を無理やり塞いでしまうと、せき止められた雨水が新たな雨漏りの経路を作り出し、被害が広がる可能性があるからです。

 

今回は、この2つの場所軸にわけて説明していきます!

  • 天井からの雨漏り
  • 窓枠からの雨漏り

まずは一番よくある天井からの雨漏りについて紹介します。「窓枠から雨漏りしている!」という方ははこちらからジャンプしてくださいね↓

▼窓枠の雨漏り応急処置方法をチェックしたい方はこちら▼

【天井からの雨漏り】バケツで雨を受け止める方法

まずは、雨漏りといったらこの光景を思い浮かべる方も多いであろう「バケツで雨受け」から。

家にあるもので出来る範囲で、水はねしない効率的なやり方を紹介します。

すごく簡単なので、「今バケツだけ置いている」という状況の方も真似してみてくださいね!

準備物

  • バケツ(または、洗面器・ゴミ箱・衣類ケースなど)
  • 雑巾
  • ブルーシート(または、新聞紙)

 

手順

  1. 雨水が滴っている箇所の下に、ブルーシートをひく
  2. バケツを乗せる
  3. バケツの中に雑巾を入れる

手順はこれだけです。とっても簡単ですね!

ただ、これでも水量が半分以上になるとどうしても広く水が飛び散ってしまいます雨水が溜まったら、小まめに交換するようにしましょう。

 

屋根裏がある場合は屋根裏で受け止める!

屋根裏がある家にお住まいの方は、バケツを屋根裏に設置するのをおすすめします。

屋根裏を介して部屋に落ちてきた水を受け止めるだけでは、「いつの間にか屋根裏がカビだらけに…!」なんてことになりかねませんからね。

ちなみに、屋根裏へは点検口から登ります。
点検口は、押入れの天井に設置されていることが多いので確認してみてくださいね。

ただ、屋根裏で雨を受け止めるということは、どのくらい雨が溜まったか普段は目に見えないということ。

さらに窓がない屋根裏では、いちいち水を捨てに出入りするのがとても面倒なんですよね…(私の実家がそのタイプでした)。

というわけで、次はそんなときに役立つグッズをご紹介します。

 

備えあれば憂い無し。吸水シートが1枚あると便利!

バケツでの応急処置で、「いつ溢れるか心配」「たまった雨水を捨てるのが面倒」という悩みを解決してくれるのが、吸水シートです。

百聞は一見にしかず。ということで、吸水シートというものがどれだけ効果があるのか実際に見ていきましょう。

今回実際に用意したのは、こちらの「アクアボーイ」という商品。

こんなに薄いシートなのに、1枚で約5Lの水を吸うことが出来るんです。

(10L/20Lの大容量版もあります。ただ、屋根裏に設置することをお考えの方は、床が耐えきれる重さ的に5Lを選ぶのがおすすめです。)

それでは、このシートが「アクアボーイ」というファンキーな名前で呼ばれる由縁を見ていきましょう。

ジョウロでダーッと水をかけていきます。
実際にはこんなに勢いの良い雨漏りはないと思いますが… ボーイの実力を測るためです。

ジョウロ1杯分、ノンストップでグングン吸い込んでくれました!
1〜2Lくらいなら、この勢いでかけても床が濡れることもありません。

3Lくらいからは、勢い良くかけると膨らみに沿ってタラーッと漏れてしまうのですが、雨漏りくらいの水滴なら全然平気。

結果、約5Lの水を見事に吸水してくれました! すごい吸水力です。

 

【使い方のポイント】

吸水量が多くなると床が湿ってしまうので、ブルーシートや新聞紙などを敷いて使用しましょう!

実際の雨漏りではこんなに一気に吸水することは無いかと思いますので、これでしばらくは何も手を出さないで雨水をしのげます!

突然の水漏れなどで「とっさに水を吸い取りたい!」っていうときにもとっても便利。

台風や地震などが増えている今、1枚はもっていて損はない便利グッズですね。

【窓枠(サッシ)からの雨漏り】ダンボールで賢く吸水!

続いて、天井の次によく見る「窓枠(サッシ)からの雨漏り」の応急処置方法です。

窓枠は横殴りの雨に弱いので、「普段は起きないけど、台風などの強い雨風が起きたときだけ起こる」という方もいるかもしれませんね。

この場合、バケツで受け止めるということはできませんので、「小まめに雑巾で拭く」のが手っ取り早い方法。

ですが……

「いちいち拭くのはめんどくさい」
「外出してる間に、ビシャビシャにならないか不安」

そんなあなたは、とりあえず応急処置としてダンボールを立てかけておきましょう。

このとき、必ずひだになっている方(下図・右)の面を下にして置くようにしてくださいね!

ダンボールを置くと、このひだひだの隙間を雨水がじわじわ〜っと染み込んでいきます(「毛細管現象」というらしいです)。

夜に置いておけば朝にはしっかり乾いてくれるので、いちいち拭くよりも楽チン。いきなりの雨漏りでも、朝まで安心して眠れます。ぜひともお試しあれ!

素人目でもわかる!よくある雨漏り事例とその対処法

続いては、いよいよ自分でできる対策方法へと移っていきます!
しかし、正しい対策をするためにはまず「どこから雨漏りしているのか?」を突き止めなくてはなりません

とはいえ、雨漏りの原因を特定するのは、熟練のプロでも難しいワザ
実際に水をかけたり、必要があれば壁や屋根材を剥がしてみないと発見できないことも多いんです。

自力だとそこまですることは出来ないので、ここでは初心者でも見てわかりやすい「よくある雨漏り」について説明していきます!

 

雨漏り原因発見チャート

どこから雨漏りしている? 考えられる原因は… チェックすべきポイント
天井から 屋根 ①雨樋(あまどい)が目詰まりしていないか?
②屋根材(スレート・瓦・トタンなど)は劣化していないか?
窓枠や内壁から 外壁 ①コーキング剤が劣化していないか?
②外壁がヒビ割れを起こしていないか?
ベランダ ①排水口は詰まっていないか?
②床にヒビ割れ・ふくれ・めくれはないか?

以下、よくある雨漏りの原因&自分でできる対策方法について詳しく説明していきます。

よくある雨漏り①:屋根からの雨漏り

雨風の影響を強く受ける屋根は雨漏りが1番多い場所。

「天井からポタポタ…」という雨漏りは、屋根からの雨漏りである可能性がとても高いです。そんなときは以下の2つのポイントをチェックしてみましょう。

 

【確認ポイント①】雨樋の目詰まり

まず、屋根で一番最初に確認すべきは「雨樋」です。

雨樋(あまどい)とは?
屋根を流れた雨を集めて、下水に排水するための通り道のこと。

「雨樋の掃除なんて、長らくしていない!」という方は、枯葉などによる目詰まりを起こしている可能性があります。

 

【自分でできる対策方法】

雨樋に詰まっている枯葉などを掃除しましょう。

もし、枯葉が多い環境に住んでいる方でしたら、雨樋ネットカバーをつけるのもおすすめです。

こちらのネットカバーは、ネット・留め具ともに自分で必要なサイズにカットして使えて便利。付け方も簡単で、価格もかなりお手頃です。

【確認ポイント②】屋根材の劣化

 

屋根から雨漏りする主な原因2つ目は、屋根材の経年劣化
具体的には、次のようなものがあります。

  • スレートのヒビ割れ・欠け
  • 瓦の割れ・ずれ
  • トタンのサビ・穴あき

 

【自分でできる対策方法】

  • 原因が特定できない場合→原因が想定される範囲にブルーシートをかける
  • 穴やヒビなど原因が目視できる場合→防水テープでふさぐ

もし瓦が割れていて、予備の瓦があるようなら、瓦を交換するというのも手です。

いずれも、屋根の上に登って行う必要があります。危険が伴いますので、注意点をしっかり守って行うようにしましょう。

▼屋根にブルーシートをかける方法をチェックする▼
▼防水テープの効果的な使い方をチェックする▼

よくある雨漏り②:外壁からの雨漏り

結露 水滴 湿気 アルミサッシ

雨漏りは屋根からするもの、というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は外壁からの雨漏りというのも意外と多いんです。

「窓枠から雨が侵入してくる!」「台風などの強い雨風が起きたときだけ雨漏りが起こる」という方は、以下の2つをチェックしてみましょう。

【確認ポイント①】コーキング(シーリング)の劣化

窓枠の周りや、外壁の板と板の合間にあるゴム状の物質を「コーキング(シーリング)」といいます。
これが劣化してヒビが入ったり、痩せて隙間ができたりすると防水機能を失ってしまうんです。

一般的に、コーキングは最初に施行してから寿命が5〜10年といわれています。
普段はあまり目につかない部分ですから、「10年以上経っている!」という方も多いのではないでしょうか。

 

【自分でできる対策方法】

劣化してしまったコーキング剤を取り除いて、新しいコーキング剤を充填します。

▼コーキングのやり方を詳しくチェックする▼

 

【確認ポイント②】外壁のヒビ割れ(クラック)

ヒビ割れは、モルタルやコンクリートの外壁ではどうしても発生してしまうもの。窓枠の角に沿ってパキッといっているのもよく見かけますね。

壁がヒビ割れているからといって必ずしも雨漏りするわけではありません

ですが… 壁の塗装が剥がれたり、外壁の下地を腐らせてしまったりと、雨漏りに繋がる原因になりかねません。見かけたら早めの対応が吉です。

 

【自分でできる対策方法】

雨漏り補修液で修復するのがお手軽です。
スプレータイプになっているものもありますが、刷毛で塗るタイプのものが塗りやすく、コスパも良いのでおすすめ。

深めのヒビ割れには、乾かしながら塗り重ねるのが有効です。心配な時は、さらに上から防水テープを貼ってあげると安心です。

※晴れの日に使用するようにしてくださいね!

よくある雨漏り③:ベランダからの雨漏り

その他でよくあるのは、ベランダからの雨漏り。
ベランダはその形状から雨水が溜まりやすく、水はけも悪いため、意外と雨漏りが多い場所なんです。

特に、「2階建てなのに、1階の天井から雨漏りしている」という場合は特に疑ってほしい場所です。以下の2つのポイントをチェックしましょう。

【確認ポイント①】排水口(ドレン)の詰まり

ベランダの掃除を怠っている場合、うっかり起こりやすいのが「排水口(ドレン)の詰まり」。排水口は雨水が一ヶ所に集まる場所なので、ゴミが溜まりやすい・劣化しやすい部分なんです。

ですが比較的自力で解決しやすい部分でもあるので、ベランダがあやしいとおもったらまずはここを確認しましょう。

【自分でできる対策方法】

溜まっているゴミやホコリなどを掃除しましょう。

ゴミが溜まるのを防ぐためのストレーナーを付けていないという方は、後付けのものがあるのでつけることをおすすめします。

【確認ポイント②】床のヒビ割れ・ふくれ・めくれ

床にヒビ割れがあったり、塗装がふくれていたり剥げていると雨漏りの原因になります。

ベランダは床に傾斜がなく水はけが悪いため、どうしても劣化が早い場所。一般的には、10年程度で防水機能が失われると言われています。

 

【自分でできる対策方法】

自分で防水塗装を塗り直すのは、とても難しい作業です。

ムラ無く塗って一定時間乾かして、というのを合計4〜5回行わなくてはいけない。さらに、少しでも塗りムラがあると再びふくれ・めくれの原因になってしまうことも…。

ということで、DIYで直すのはヒビ割れの補修までにとどめるのが吉。ヒビ割れは、補修スプレー(補修液)をつかって修繕しましょう!

素人目でもわかる雨漏りの原因は以上です。
続いて、雨漏り対策グッズの詳しい使い方ついて説明していきます。

初心者にもできる!雨漏り対策グッズを使った効果的な応急処置の方法

続いて、私が実際に使ったことがある雨漏り対策グッズについて、効果的な使い方を紹介していきます!

雨漏りの原因によって使うグッズが異なるので、以下の表を参考にしてみてくださいね。

対策グッズ こんな場合におすすめ!
ブルーシート 屋根から雨漏りしているけれど、原因が特定できない
コーキング剤 コーキング剤が劣化している
防水テープ 窓枠の隙間からの雨漏りしているトタンや瓦などに穴が空いている

屋根にブルーシートをかける方法&長持ちのコツ

屋根に登ってブルーシートをかける作業は、かなり危険です。

自分で行う場合は、以下の注意を必ず守って行い、少しでも自信がないと感じた場合には業者さんにお願いするようにしましょう!

屋根に登る際の注意

  • 二人以上で行う
  • 雨の日や、風が強い日は避ける
  • 服装は長袖長ズボンで、ヘルメットとゴム長靴を着用する

ヘルメットやゴム長靴はホームセンターで売っていますが、ネットでも同品質のものを安く買うことができます

瓦なんかは特に滑りますので、普通のスニーカーで屋根に登るなどは絶対にしないようにしてくださいね…!

準備物

準備物 選び方
ヘルメット ヘッドバンドの設定を変えれるものを選べば、子供から大人までどんな方でも着用できて後々便利です。
ゴム長靴 しっかりとグリップの効いたものを選びましょう。屋根の上の作業では、靴が最も安心感を左右します。
ハシゴ 10000円以下で安売りしているものもありますが、命がかかった作業のため出来るだけしっかりとしたものを選びましょう。名の通ったメーカーなら、アルインコか、長谷川工業のハシゴがおすすめです。
ブルーシート
(ハトメ付き)
厚手で防水のものがおすすめ。屋根にかけることを考えると「#2000」または「#3000」のものが良いです。

※「#◯◯」は厚さの表記
土嚢袋 黒色でUV加工のものがおすすめ。ホームセンターで売っている白色の土嚢袋は破れやすく、せっかくの苦労が水の泡どころか、掃除の手間までかかることも…!
砂利 屋根が汚れてしまわないよう、目が粗めのものを選びましょう。

【私が使っているものはこちら】

屋根の上は雨や紫外線を直に受けるため、どうしてもブルーシートや土嚢袋が劣化しやすくなりますどちらも丈夫なものを選ぶようにしましょう。

ちなみに、100均のブルーシート(左)と、#3000のブルーシート(右)を比べてみると…

違いは一目瞭然。右のほうが目がしっかり編まれていて、厚み、重みともにしっかりとしていますね。

また、ハシゴは一家に一台あってもいいアイテムだと思いますが、「20000円をプラスで出して、危険を被ってまで屋根に登りたくない」という方は、素直に業者さんにお願いしましょう。

その場合の予算は、屋根の大きさにもよりますが、大体のご家庭では3万〜5万円くらいです。逆に言えば、それを大幅に上回る値段の業者は少し疑っても良いかもしれません。

 

準備

では早速ブルーシートのかけ方についてですが、まずは屋根の上に登る前の準備からお話します。

①土嚢袋を用意する

屋根に登ったあとに砂利を入れる余裕はもちろんないので、あらかじめ土嚢袋を用意しておきます。

入れる砂利の量は袋の3分の2くらい。この袋だと、重さで言えば10キロくらいになりますね。

土嚢袋は次のように結ぶのが、強度が高く簡単です。

写真ではわかりにくいかと思いますので、動画でもどうぞ。

※もちろん土嚢の結び方に決まりはないので、この通りでなくてもキッチリ結んであれば大丈夫です!

土嚢が完成しました!

用意する土嚢袋の個数はブルーシートの大きさによっても違いますが、大体「ハトメの穴の数」分は用意することになります。

②ブルーシートをジグザグ畳みにする

実際は屋根の上での作業になりますので、ピクニックに持っていくみたいな畳み方(左)をすると、広げる作業に苦戦することになります…!

厚みのあるブルーシートは想像より重さがありますから、あらかじめ広げやすいようにジグザグに畳み(右)にしましょう。山折り谷折りを繰り返して、それを丸めて持っていくイメージです!

手順

ここからは屋根の上で行う作業となります。

今回は、この「ベニヤ板を2枚くっつけたもの」を屋根に見立てて応急処置を施します。

(実際の屋根ではないので、イメージしにくかったらごめんなさい…!> <)

赤丸で囲った、屋根の一番尖った部分。

この「棟」の部分は雨のダメージを受けやすく、どの屋根材においても雨漏りしやすい箇所なんです。スレートなら被せてある金属の浮きだったり、瓦なら漆喰が崩れてしまっていたり。

というわけで、今回はそこを重点的に覆うことを意識してブルーシートをかけてみようと思います!

まずはジグザグにして持ってきたブルーシートを開きます。二人で協力して行ってくださいね。

棟の部分は、土嚢を2個セットにして、棟部分をしっかり固定するように引っ掛けて置きます。

※土嚢の持ち運びも、一度にたくさんもっていこうとせず、二人以上で協力して行ってくださいね!

残りのハトメ部分には、写真のように土嚢をしっかりとくくりつけましょう。

こんな感じで、残りのハトメ全てにくくりつけたら完了です。

私はここで力尽きてしまったので、残りは心の目で見てください…!(それくらい疲れる作業なのは間違いないです…。)

これを屋根の上で行うのですから、かなり危険かつ大変な作業です。

行う時は、必ず2人以上で! 雨の日・風が強い日を除いて! 安全装備で! …を徹底してくださいね!

初心者でもミスしない!コーキングの仕方

続いて、窓枠や壁材のつなぎ目などのにみられるコーキングの打ち直し方について説明します。

慣れればそんなに難しい作業ではありません。しかし、なにより気をつけてほしいのはコーキング剤の扱いです。

服や壁についてしまったらめんどくさいの極みになること間違いなし…! 室温の高い夏はとくにコーキング剤が垂れやすいので要注意ですよ!!

では、実際にやっていきましょう!

準備物

  • コーキング用カッター
  • コーキング剤(変性シリコン)
  • コーキングガン
  • マスキングテープ
  • コーキング用のヘラ
  • ダンボール
  • 雑巾

コーキング剤にも色々な材質がありますが、オススメなのは「変性シリコン」材質のもの。

「変成シリコン」は、値段が安く手順が簡単なのに、強度も密着度もそこそこあって上から塗装も可能。初心者が外壁にコーキングするのにはピッタリなんです。

ただの「シリコン」だと、上から塗装ができないという欠点があります。つまり、外壁に使った場合、後からメンテナンスをする際に余計な費用がかかってしまうことも…!

「シリコン」ではなく「“変性”シリコン」
ホームセンターなどで買う場合は、覚えておいてくださいね!

【私が使用しているものはこちら】

手順

簡単に手順を説明すると以下のようになります。

  1. カッターで劣化したコーキング剤を取り除く
  2. コーキングを打ちたい場所を囲うようにマスキングテープを貼る
  3. コーキング剤の先端を切り、コーキングガンにセットする
  4. コーキング剤を充填する
  5. マスキングテープを剥がす
  6. 24時間しっかり乾かす

こちらも要所要所でコツがありますので、画像つきでわかりやすく手順を紹介していきます。

まずは、カッターを使って劣化したコーキング剤を取り除きます。
劣化したコーキング剤の上から新しいものを重ねてしまうと剥がれやすいためです。

ちなみに… 普通のカッターでもできないことはないのですが、コーキング用のものを買ったほうがはるかに作業効率がUPします。

また、今回使っているカッターは樹脂製なので、素材を傷つけにくいのもポイントです。

カッター部分でコーキングを剥がしたら、反対側のヘラの部分で残ったコーキング剤を削り取ります。できるだけしっかり削って、削りかすは布を使って取り除きましょう。

次に、コーキングしたい部分にマスキングテープを貼ります。これが単純作業のようでかなり重要。仕上がりに左右するので、できるだけま〜っすぐに貼ってくださいね!

コーキング剤は先端を切って使います。カッターでもニッパーでも可ですが、できるだけ丈夫なものを使いましょう。(普通のハサミで無理くり切ろうとすると、ハサミが悲鳴をあげます。)

このときちょっとナナメに切るのがポイント。尖った部分がコーキングしたい隙間に入り込んでくれて作業しやすくなりますよ!

切るときの角度は、コーキングしたい場所の太さに合わせるようにしてくださいね。

切り終わったら、先端部分をいったん外して、中の銀紙を先端を使って破っておきます。

コーキング剤は、床や服につくと取るのが本当に大変なので慎重に扱いましょう…!

銀紙を破った先端も、ティッシュや布を使って拭いておきます。

次に、コーキングガンにコーキング剤をセットします。
画像のようにストッパーがついている場合は、レバーを押しながら取っ手を引いてからセットします

これで準備が整いました!

本番に行く前に、初めての方は試し打ちしておきましょう。
一発目から本番だと、加減がわからずあたりがコーキング剤まみれに…! なんてことになりかねません。

練習が終わったら、いざいざ本番打ちです!
ナナメに切った部分をしっかりくぼみに差し入れて打っていきます。

コーキングの量は、多すぎると垂れてしまったり、少なすぎると隙間が空いてしまったり…。ですが、それを最初から完璧に調整するのはなかなか難しいです。

ただ、取り返しがつかないのは「少なすぎ」のほうなので、私はいつも気持ち多めに打つようにしています(上の画像くらい)

一通り打ち終わったら、ヘラでならします。コーキング用のヘラを使うのが一番簡単ですが、準備できない場合は厚紙を丸めたものでも代用可。

コーキングがはみ出さなければ、できるだけ一発でスーッとならすのが望ましいです。

ですが、はみ出て垂れてしまうと処理が大変なので、無理せずヘラについたコーキング剤をダンボールにぬぐいながらにしましょう。

画像のように、ダンボールを小さく切って持っておくと作業がスムーズですよ!

コーキングし終わったら、マスキングテープを剥がしていきます。

一気にビリーッと剥がしたくなりますが、マスキングテープが切れてコーキング剤がベッタリ… なんてことになりかねませんので、ここも慎重に行ってくださいね。

24時間しっかり乾かしたら、完成です!

2〜3時間で表面が固まってきますが、中がしっかり固まるまでかなり時間がかかります。その間は濡らしたり、触ったりしないようにしましょう。

【注意点】

コーキングは劣化した部分に打ち替えるのみに留め、隙間をうめるのには極力使わないようにしましょう!

自力でのコーキングに慣れてくると、隙間という隙間にコーキングをしたくなりますが、それは絶対NGです。

雨漏りしそうな隙間が空いているようにみえても、水はけ用ということもあります。そこを埋めてしまうと、水の逃げ道がなくなって新たな雨漏りを自分で作ってしまうことになりかねません。注意しましょう!

防水テープの効果的な使い方

続いては手早く簡単に雨漏りを防ぐことができる「防水テープ」の使い方を紹介します!

防水テープは、雨漏り以外にも、配管からの水漏れなど水回りのトラブルにも即座に役立つ優れものです。

おすすめはこちらの「エースクロス011」

薄いけど粘着力がすごく強力。だけど、剥がしたときにネバネバと残りません。
粗面OK(ざらついたところにも貼れる)なので、壁剤や屋根材など、あらゆる場所の応急処置に役立ちますよ。

気密性が抜群なので、重ね貼りしておけば、かなり長いあいだ雨風に耐えてくれます

白と黒の2色展開なので、貼る場所に近い色を選んでくださいね!

【防水テープを貼るときのコツ】

①空気をしっかり抜いて密着させる

このように空気やシワが入ってしまうと、防水性が悪くなってしまいます。

窓枠など段差がある場所に貼るときは、画像のようにまずは爪で溝部分をしっかり密着

そのあと、周りの空気を押し出しながら貼るようにするとうまくいきます!

②重ね貼りをするときは「下から上に貼る」

「窓枠にぐるっと一周テープを貼りたい!」というときなどに、必ず画像のようにテープ同士が重なる部分がでてきますよね。

このとき、雨水が落ちる方向と逆から貼っていく(左図①→②)のが重要。

例えば画像のような窓枠なら、右図①→②のようにテープを貼ってしまうと、垂れてきた雨水が重なりの隙間に入りこんでしまうことになります。

貼り方ひとつで防水性が全然違ってきますので、注意しましょう!

応急処置のあとはどうする?修理を頼むときに意識すべきこと

このような方法を駆使して、私の実家では応急処置として出来ることはすべて自分たちでやりました。

父と兄と協力して屋根にブルーシートをかけて、劣化したコーキングを出来る限り打ち直し、気になったところは防水テープで止めて…。結果として、一時的に雨漏りを防ぐことに成功!

ただ、そこで「雨漏り”修理”が終了したのか?」と言えばもちろん答えはNO。

屋根の上にはブルーシートがかかったままだし、自分たちでコーキングを打った部分も、もしかしたら再発するかもしれないという漠然とした不安がありました。雨漏りは本当にしつこいらしいですからね…!

 

もともと、家を建ててから10年たって、そろそろメンテナンスも必要かなと思っていた時期。

「雨漏りは放っておくとあっという間に家がボロボロになる」なんて話もよく聞く話…。心配になった私たちは、修理についても色々調べてみることに…!

そこで、「雨漏り専門業者」とは一口にいっても色んな業者さんがあって、知識がないまま業者さんを選ぶと失敗することも多いということを知りました。

というわけで、続いてはそのときに得た「雨漏り修理を頼むときに気をつけるべきポイント」を紹介していこうと思います!

「業者を調べても、どこが良いのかよくわからない」
「“うちが最安値です!”みたいなのを色んなところで見るけど、正直不安…」

という方の参考になれば幸いです。

修理を頼むときに気をつけるべき3つのポイント

①親身になってくれるか?

1つ目から、「結局のところ」みたいな話になってしまいますが… 一番大事なのは「人として信用できるのか?」ということです。

残念ながら雨漏り業者の中には悪徳業者も多く存在しています。(まぁ、どんなものでもこういうことはあると思いますが…。)

じゃあ、親身になってくれる業者かどうか、どうやって確かめるのか?

手っ取り早いのは、見積りしてみることです。

個人的には、以下にあてはまったら良心的とはいえないので、やめておいた方がいいと思います。。。

 

  • 見積り・現地調査するだけでお金がかかる
  • 見積りを出すときに現地調査を行わない
  • 工事内容を書面にまとめない(書面の約束がない=保険が使えない)

 

これ以外にも、見積りしてもらっている最中に「こちらの話に親身になってくれないな」と感じたらお断りするのが安全。

気になったことはその都度質問してみて、その受け答えを見るのもいいかもしれません!

 

②散水調査を行ってくれるか?

2つ目のポイントは、「雨漏りの原因をきちんと調べてくれるか?」ということ。

例えば、サッシからの雨漏りが止まらなくて、業者さんに依頼したとして…

「サッシからの雨漏りは大体コーキングの劣化ですから、打ち直しますね〜。」

…なんて、そんなノリでコーキングを打ち替えるくらいなら、正直自分でもできちゃいますよね。

業者さんに頼むときは、実際に水をかけてもらって、きちんと雨漏りの原因を突きとめてもらうべきです。「必要があれば、壁材をひっぺがしてでも」っていう覚悟で…!!

原因を調べてもらって、それをふまえた上で「こういう作業をします」というのを伝えてもらい、あなた自信が納得したあとで修理をしてもらいましょう!

 

③アフターフォロー(保証)がしっかりしているか?

最後に確かめるべきは、「アフターフォローの有無」。これが、とっっっても大事です。

先ほどから話しているように、雨漏りはその道のプロでも原因発見がむずかしいもの。一度修理して直ったように見えても、実は雨漏りの経路が変わっただけで再発する可能性もあるんです。

もうこれは、技術うんぬんではないので… ポイント①②を満たしている業者さんで起こるのなら、正直仕方のないことだとも思います。

ですが、雨漏りが再発したのに「仕方ないから」と泣きを見るのだけは絶対にイヤですよね…!!

というわけで、雨漏り修理を頼むときは、少なくとも修理後1ヶ月以上の保証がついているところにお願いするようにしましょう。

私がお願いした業者さんについて

上でポイントを3つあげましたが、私が実際にお願いしたときはもう1つ外せないポイントがありました。

それはもちろん…

お金を出来るだけかけたくない!!! これに尽きます。

そもそもお金をかけたくなくて自力DIYしようとしたわけですから、もうとにかくどうにかならんもんかと思っていたわけです。

うちの場合は、さきほどのポイントも重視しながら、3社ほど見積りを取った結果…「みんなの雨漏り修理屋さん」というところに依頼。

こちらの要望についても色々聞いてもらい、現状を見てもらって、必要なところだけ部分修理してもらうことになりました。

施行前と後にしっかり散水調査を行ってくれたのが良かった…!
また、保証期間ははじめから3ヶ月ついていましたが、当時はもう二度と雨漏りを見たくない思いが強くて、3年保証に伸ばしてもらいました…(笑)

まとめ

というわけで…

この記事では、私の一家の雨漏り体験記になぞらえながら、自力でできる雨漏り対策方法をお伝えしました。

雨漏りの何が一番怖いって、直接的な被害もそうですけど、精神的なダメージが大きいですよね…! 安心して家をあけられないし眠れないし…。

ここに書いてある方法で応急処置を施せば、とりあえずは雨漏りに対する心配がグッと減ると思います。そうすれば、落ち着いて修理について向き合う余裕もできるはずですよ。

この記事が、今雨漏りに悩んでいる方々の不安を少しでもやわらげる手助けになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!