換気口にコウモリが侵入してしまった。
「でも、換気口を開けて突然コウモリが出てきたらどうしよう…!」
あなたはそんなお悩みを抱えていませんか?
そこにコウモリがいることがわかっていても、換気口の中ともなると、
なかなか対処にも踏み切れませんよね。
しかしそのまま放置しても、コウモリによる騒音や悪臭が収まることはありません。
それどころか、換気口に住み着いたコウモリが繁殖して被害が悪化してしまいます。
もしあなたが今コウモリの被害で悩んでいるのなら、
被害が悪化する前に、1日でも早くコウモリを駆除する必要があります!
そこで今回は、換気口に住みついたコウモリの対処法を説明します。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
「すぐに侵入防止対策が知りたい!」という方はこちらからどうそ!
▶︎換気口に住みつくコウモリを駆除する方法
それではさっそく見ていきましょう!
目次
コウモリが住みつきやすいのはどんな場所?
どうしてこんなに狭い換気口にコウモリが住み着くのかと、不思議に思う人も多いですよね。
まずは、コウモリが好む環境について説明していきます。
コウモリは雨風をしのぐことができる暗くて狭い場所を好みます。屋外では洞窟の仲などが主な住処となりますが、人間の住む住居内も格好の住み家となります。
特に屋根裏などの広めの場所は、コウモリが侵入しやすいので要注意です。住宅内では、天井裏や雨戸の内側、換気口といった普段人間が出入りしない場所を好みます。
しかし、人間の住む家に住みついたコウモリがときどき部屋の中に入ってくる事もあるので、十分注意しましょう。
換気口に住みつくコウモリを駆除する方法
忌避スプレーで巣から追い出す
まずはコウモリを家の中から追い出しましょう。追い出すために役立つのが忌避スプレーです。忌避スプレーにはコウモリの嫌う臭いが含まれており、コウモリを一時的に追い出すことができます。
忌避スプレーの使い方、グッズの紹介
忌避スプレーは「イカリ消毒コウモリジェットスプレー」が有名です。使用前には必ず説明書をよく読んでから使うようにしましょう。
コウモリの生息する場所に向けて1㎡あたり2〜3秒を目安にスプレーしましょう。入り口が狭い場所に噴射するときは、付属のノズルを使うのがおすすめです。
コウモリが家から出て行ったら、ネットなどを使って侵入口をふさぐ必要があります。
コウモリは帰巣本能を持っているため、一度住処と決めた場所には再び姿を現すんです。
つまり、侵入口をふさがないと撃退できません。
コウモリよけネットを使って侵入経路を塞ぐ
コウモリよけネットを使って侵入経路をふさぎましょう。
コウモリは体がとてもやわらかく、わずか1センチの隙間からでも侵入してきてしまいます。そこで、網目の細かいネットを用意して、侵入口をふさいでしまいましょう。
コウモリよけネットの使い方、グッズの紹介
コウモリよけネットは数多く販売されていますが、その中でも金網や網戸用ネットがオススメです。
これらは網目が細かいため、柔軟性の高いコウモリの侵入をシャットアウトしてくれます。また、頑丈で耐久性も高いため長く効果が期待できそうです。
換気口の大きさに合わせてカットし、コーキング剤で換気口に接着しましょう。
コウモリよけネットを使用する際の注意点
コウモリよけネットを使用するときには、一度お家で使用できるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
それは、マンションなどの集合住宅の場合、ネットの使用が禁止されていることがあるからです。基本的に一軒家であれば問題なく使えることがほとんどです。
コウモリを追い出すときの注意点
許可なく傷つけたり捕まえたりしない!
コウモリは鳥獣保護法にて守られている動物です。
人間に危害を与える危険性もあり、たとえ駆除するときでも許可なく触れたり傷つけたりしてはいけません。捕獲するのもNGです。
もしも法律に違反してしまうと、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が課せられることになります。
コウモリを追い出す際は、先ほどお伝えしたような忌避グッズを使用しましょう。
巣に取り残されたコウモリがいないかチェック!
忌避剤などを使ってコウモリを一時的に追い出したら、コウモリがいた場所を必ず確認しましょう。
それは、コウモリが巣を作っておりその巣に子どもが残っている可能性があるからです。
コウモリの子どもを残したまま侵入口をふさいでしまうと、中でコウモリの子どもが死んでしまいます。
その死骸から悪臭が発生し、害虫・害獣によって人間にも健康被害が及ぶことも…。
もし「忌避剤でコウモリを追い出しきれなかった」という場合は、コウモリ駆除の専門業者に追い出してもらうのをオススメします。
追い出す時期や時間帯に注意!
コウモリ駆除を行うときは、時期や時間帯もポイントになります。それは、コウモリの活動時期に合わせたほうが駆除しやすいからです。
駆除に適した時期
まず、コウモリ駆除に適した時期は、4〜6月と9月から10月になります。それは、コウモリの出産時期と冬眠時期を避けるためです。
コウモリの出産子育て時期は7〜8月が一般的です。コウモリの赤ちゃんはエサを自力で食べることができず、親コウモリが外からエサを運んできます。
すると、子どものコウモリだけが巣に残っていることも増えます。そのような状況で、コウモリ駆除を行ってしまうと、子どものコウモリを死なせてしまう確率が高くなってしまうからです。
また、冬眠時期は忌避剤などを使ってもコウモリの反応が鈍く、駆除が難しいことが多いのです。
しかも、冬眠中はほとんど動かず、無理に追い出そうとするとコウモリを傷つける危険性が高いのです。
コウモリは、鳥獣保護法によって保護されています。誤って傷つけてしまうと罰金の対象となってしまいますので駆除のときは十分な注意が必要なのです。
駆除に適した時間
コウモリ駆除の成功率は、駆除の時間帯も大きく関係しています。
基本的にコウモリは昼間は休み、夕方から夜にかけて活動します。そのため、コウモリ駆除はコウモリの活動が活発になり始める夕方が最適です。
しかし、暗くなってきて足元や手元が見えにくくなりますので、駆除のときには十分注意していください。
放っておくと被害が悪化!コウモリのフン害について
コウモリは小さな体に反比例してたくさんの餌を食べます。そのため、糞の量も多いのです。
コウモリの被害の中で、糞による被害には注意が必要です。コウモリの糞の中には病原菌などが含まれています。
また、糞に含まれる菌の影響でダニなどの害虫も発生しやすくなります。さらには、菌が風に舞って人間に触れたら大変です。
人間が菌に感染して病気やアレルギーを発症してしまうリスクが高くなります。コウモリの糞に含まれている病原菌には以下のものが知られています。
- アルボウィルス
- エボラ出血熱
- ニパウィルス感染症
- ハンタウィルス感染症
- ヘンドラウィルス感染症
これらの菌による被害を避けるためにも、コウモリは早めに駆除することが大切です。
自力での駆除が難しい場合は、業者に依頼する
コウモリ駆除を自力でやってみても効果がないときは、業者に依頼することをおすすめします。
自力で駆除することもできますが、成功率は高いとは言えません。また、コウモリが住み着いていた場所に糞や死骸などが残っていたら、そこから菌が発生してしまいます。
コウモリが住みつく換気口などは自分の目で確認しづらい場所ですよね。
そのため、清掃なども行き届かず、糞や死骸による影響が出やすいのです。
コウモリ駆除のプロである業者に依頼すれば、コウモリの特性を理解して適切な方法で駆除してくれます。
自分で行うのは面倒な清掃・消毒までやってくれますので、駆除後も安心して暮らせますね。
コウモリ駆除を業者に依頼したい!という方には、電話一本で駆けつけてくれる「みんなのコウモリ駆除屋さん」をオススメします。
コウモリの追い出しから清掃消毒・再発防止保証などアフターケアも充実しているので、気になる方はご覧になってみてください。
まとめ
今回は、コウモリの特性とコウモリ駆除のポイントについてまとめました。
この記事のポイントとして抑えて欲しいのは以下3点です。
- コウモリは、普段人が出入りしない場所を好んで家に住み着く
- 駆除する際は、追い出す時期やタイミングを見極めることが大切
- 駆除を先延ばしにすると、健康被害に合う危険性があるので、気づいたらすぐに駆除することが重要
この記事で紹介した内容が、コウモリ駆除に少しでもお役に立てば幸いです!