コウモリのふんの特徴!たまったふんの消毒方法・被害を繰り返さないための対策

「軒下(玄関先など)に何かの動物のふんが落ちている…」
「ねずみのふんのようにも見えるけど、これってもしかしてコウモリのふん?」

あなたは、このように何度も繰り返す ”動物のふん害” でお困りではありませんか?

ふん害をなんとかしたいけど、動物の正体を突き止めることができず、対処方法がわからない。

そんなとき、「ふんの特徴や被害の状況を見て、ふんの正体を突き止めることができれば…!」と思いますよね。

そこで今回は、

  • コウモリのふんの特徴(ネズミのふんとの違い)
  • ふんの危険性、健康への影響
  • 被害を繰り返さないための対策

 

こちらについて、くわしく説明していきます!

一日でもはやく、ふんの被害から開放され、清潔な自宅を取り戻すために、この記事がお役に立てば幸いです。

 

 

コウモリのふんには大量の菌が含まれています。掃除した後の消毒も忘れてはいけません…!

「ふんを片付けたあと、消毒せずそのままにしていた…」という方は、以下の内容からチェックするといいかも…!

▶コウモリのふんは菌だらけ!ふん害から受ける健康への影響

コウモリのふんの特徴!ネズミのふんとの違いとは

コウモリのふんは、一見ネズミのふんと似たような形をしています。しかし実際に大きさや色、形を見比べてみると、その違いがわかります。

まずは、コウモリのふんとネズミのふんを見分けるポイントからみていきましょう!

 
アブラコウモリ

(※家に住み着くのは、アブラコウモリの一種類)



クマネズミ

ドブネズミ

ハツカネズミ

大きさ


5~10mm

6~10mm

10~20mm

4~7mm


茶色

茶色・灰色

こげ茶・灰色

※クマネズミのふんよりも濃い色


茶色

かたち

細長く、小さなふんがつらなったような形

細長い。 細長いが、丸みがあって太い。 ふんの両端が尖っていている。米粒ほど小さい。

特徴
・パサパサしていて崩れやすい。ほうきではらうとボロボロと崩れる。

・夏場、軒下(玄関先)など落ちていることが多い。

・まとまって一箇所にたまりやすい。
・動きながらふんをするため、散らばっていることが多い。

・高いところにも登るため、屋根裏や換気扇などにふんを落とすことがある。

・湿気が多い台所などに住み着いてふんを落とす。

・床の一部にまとまって落ちていることが多い。

※コウモリのふんと間違えやすい。

・他のネズミに比べて警戒心が薄いため、目立つ場所にふんを落とすことが多い。

・高いところにも登るため、いろんな場所にふんを落とす。

 

いかがでしょう。表を見ていただくとわかるとおり、コウモリのふんは外に落ちていることが多く、ネズミのふんは家の中に落ちていることがほとんどですね。

このことを考えると、軒下(玄関先)にふんが落ちている場合は、コウモリのものと考えてよさそうです…!

ネズミのふんは、

  • 湿っていてベタつく
  • コウモリのふんより硬さがあり、重量もある
  • ふんの中に、植物や昆虫がまじることがある

 

など、上記のような特徴があります。
家に落ちているふんと、よく見比べてみてくださいね!

コウモリが寄り付きやすい場所の特徴

さきほど伝えたように、コウモリのふんは室内ではなく、家の外に落ちていることがほとんどです。

でも実は、屋根裏など、家の中に住み着くこともあるんです…!

日本国内に生息するコウモリは、アブラコウモリ(別名:イエコウモリ)という身体の小さなコウモリです。名前のとおり人家に住み着くことが特徴で、屋根裏や軒下などの薄暗い場所を好んで巣を作ります。

そしてアブラコウモリは、以下のような場所がコウモリの被害に合いやすい場所とされています。

  • 軒下・屋根裏
  • 倉庫やベランダの物陰
  • 雨戸の戸袋
  • 換気口の隙間
  • シャッターの中

 

軒下やベランダならコウモリ被害と特定しやすいですが、屋根裏でふんを見つけた場合は、状況をしっかり見極めなければいけません。

そしてもし、コウモリが家に住み着いていた場合は、家からコウモリを追い出す必要がありますよ!

コウモリ退治の方法は、記事の後半でくわしい内容を紹介しています。
「コウモリが家に住み着いている気配を感じる…いますぐなんとかしたい!」とお急ぎの方は、こちらからどうぞ!

▶コウモリ被害の根本解決には、コウモリ退治が必要!

コウモリのふんは菌だらけ!ふん害から受ける健康への影響

玄関先に大量のふんが落ちているのを見て、「なんだか気持ち悪いな…これって衛生的に大丈夫なの?」そんな不安を感じている人も多いですよね。

それもそのはず、コウモリのふんにはカビ菌や病原体となる菌が大量に含まれています。
掃除中に大量の菌を吸い込むと、呼吸器系の病気になったり、感染症を引き起こす可能性があるんです…!

コウモリのふんはもろく崩れやすいので、掃除中は空気中に大量の菌が舞っているような状態です。マスクなしで掃除をしようものなら、大量の菌を吸い込むことになってしまいます…!

たかが動物のふんだから大丈夫だとは思わず、ふんの処理には細心の注意をはかりましょう。

コウモリから感染する可能性のある感染症

コウモリを介した代表的な感染症には、狂犬病 エボラ出血熱 などがあります。しかし幸いなことに、日本ではまだ感染が確認されていません。

では、日本のコウモリから危険な病気にかかる心配はないのか…!と思いきや、

  • コウモリマルヒメダニ
  • コウモリトコジラミ
  • マダニ(危険なウイルスを持っている可能性が…!)

 

これらの寄生虫は、日本国内ですでに確認されています。

そしてなんと、これらの寄生虫が持つウイルスに感染すると、最悪の場合、死に至ることもあるのです…!

菌を大量に持つ野生のコウモリが、安全であることはほぼありえません。
自らの身を守るためにも、コウモリのふんの扱いには、十分注意してくださいね…!

コウモリが持つ菌や病気のことについて、もっとよく知りたい…!と思った方は、以下の記事で コウモリが持つ 菌や病気 について知ることができます。

気になった方は一度、目を通してみてくださいね…!

コウモリは素手でさわっちゃダメ!コウモリが持つ菌や病気とは

ペットからの感染に注意!ふんの側には犬や猫を近づけない

犬や猫などのペットは、コウモリと接触したとき、ノミやダニに寄生されてしまうことがよくあります。
そのことから海外では、犬や猫などのペットを経由して感染症にかかるケースも少なくありません。

ペットが寄生虫や感染症などの病気をもっていることに気付かず、普段通りのスキンシップをすれば、当然、我々にも菌や寄生虫の被害が及ぶことになります。

ペットとは普段から過度なスキンシップを控えて、散歩のあと口元を綺麗にすることを、意識できると安心ですね。

菌の消毒も忘れずに!コウモリのふんを掃除する手順

さきほどお伝えしたように、コウモリのふんには大量の菌が含まれています。
掃除の際は、ただ片付けを行うのではなく、ふんが落ちていた場所の除菌・消毒も忘れずに行いましょう!

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準備するもの

  • マスク
  • ゴム手袋
  • ゴミ袋(4枚)
  • 消毒用エタノール
  • ほうき(使い捨て)

 

これもあると便利!

  • カッパ
  • 保護メガネ

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コウモリのふんを掃除するときは、空気中に舞う菌の影響を受けないための対策が必要です。
掃除中は菌やウイルスが付着しないよう防具を着用し、菌から身を守りましょう!

ふんの掃除〜除菌までの流れ

ここで使う道具は、基本すべて使い捨てです。

掃除のあとは、菌が付着した道具を ゴミ袋 にまとめる作業が出てくるので、掃除を始める前に、ゴミ袋 を広げて置いておくといいですよ!

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用意する ゴミ袋 の内訳

  • ふんを入れる袋           1枚
  • 道具を入れる袋           1枚
  • 道具を入れた ゴミ袋 を二重にする袋  2枚

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(1)ほうき・ちりとりを使ってふんを掃除する。
(2)ふんを全て取り終えたら、周辺一帯に消毒用エタノールをふきかける。
(3)使い終わった道具をゴミ袋にまとめる。

ポイント:ゴミ袋をまとめる際は、服に付着した菌をいろんな場所に
     飛散させないよう、以下の順番で片付けをしていきましょう。

ほうき➝ちりとり➝カッパ➝ゴム手袋➝マスク➝保護メガネ

(4)道具を入れたゴミ袋を二重にする。重ねたゴミ袋はゴミの日まで屋外で保管!

糞を素手で触ってしまったらどうすればいい?

コウモリのふんは素手で触ると非常に危険ですが、触れたらすぐに石鹸で手を洗い、消毒をすれば、菌の被害を受ける心配はほとんどありません。

しかし、何度もお伝えした通り、コウモリのふんには直接触らないようにすることが重要です。
十分な消毒ができていないと菌の影響を受け、感染症にかかるリスクも高まります。

コウモリが持つ菌から自分の身を守るためには、ふんの後処理を徹底して行うしかありません。
除菌・消毒はきちんと丁寧に行い、健康に被害が及ばないようにしましょう…!

コウモリ被害の根本解決には、コウモリ退治が必要!

コウモリが家に住み着いている場合は、コウモリを家から追い出さなければ、被害が悪化する一方です。

「コウモリの被害にあっている…」と気づいたら、まずは家にコウモリが住み着いていないかどうかを確認してみましょう!

ふんが落ちている場所の近くに、侵入経路となりそうな隙間やコウモリが居たような痕跡があった場合、早いうちに駆除することをおすすめします。

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コウモリ駆除の手順

【STEP 1】コウモリを追い出す
【STEP 2】侵入経路をふさぐ
【STEP 3】コウモリが寄り付かないよう、環境を整える

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コウモリは帰巣本能を持つため、追い出した後の対策がもっとも重要です。

そのため【STEP2】~【STEP3】の工程が、コウモリ駆除成功のカギとなります!

しかし、コウモリを居場所から追い出し、侵入経路を塞いで、環境を整えるという作業は、なかなか骨の折れる作業…。

実はコウモリは、鳥獣保護法※という法律で国から保護されているため、傷つけずに追い出す必要があるんです…!

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※鳥獣保護法

コウモリは、家に住む害虫を主食にすることから益獣とされ、鳥獣保護法に指定されています。許可のない捕獲や殺傷は、鳥獣保護法に基づいて、罰則がくだされることも…!

” 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(以下、「鳥獣保護管理法」といいます。)の目的は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資すること」とされています。 ”

【引用元:環境省 鳥獣保護法の概要(鳥獣保護管理法の目的)

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コウモリは、この ”鳥獣保護法” により、国から保護を指定されています。そのため、駆除する場合はコウモリを傷つけないよう、細心の注意を払う必要があります。

しかし、ここでまた厄介なのが、コウモリが “帰巣本能” を持つ動物であるということ。

コウモリは一度住み着いた場所を自分たちの帰る場所だと認識しているため、追い出すことに成功しても、またすぐに巣のあった場所に戻ってきてしまいます。

このように鳥獣保護法に守られ、帰巣本能を持つコウモリを駆除するためには、

  • コウモリを駆除する時期やタイミングを守る
  • 巣から追い出したあとに巣への侵入経路をふさぎ、その場に近づかせない環境を作る

 

この2つを徹底して行う必要があります。

これを守れば、自力で駆除できるのはたしかですが、じっさい駆除に適したタイミングを待ったり、追い出した後の対策を数ヶ月と継続して行うのはかなり面倒…

その点、業者に依頼すれば、確実にコウモリを駆除してくれますし、再発保証がある業者なら、被害が再発したときに無料で対処してくれちゃいます!

ちなみに、コウモリなどの害獣駆除の業者は、地域に密着した業者を選ぶのがおすすめですよ。

「どの業者に依頼すれいいのかわからない…」という方は、全国に地域の担当者を持ち、再発保証は安心の5年間の『みんなのコウモリ駆除屋さん』がおすすめです。

相談は無料でうけおってくれるので、ぜひ一度相談してみてくださいね!

「まずは自分で駆除してみたい!」という方は、以下の記事でくわしい駆除の手順を解説しています。

以下の内容を参考にして、自力での駆除にチャレンジしてみてください!

コウモリを確実に駆除するためにやるべきこと、効果があった駆除グッズの紹介!

巣がない場合は「コウモリの休憩所」にされているかも!?

「家の周りを確認してみたけど、コウモリの姿や巣らしきものはない…」

そのような場合は、コウモリが活動する夜の時間帯に、身体を休めるための休憩場所(※ナイトルースト)に使われている可能性があります…!

※ナイトルーストとは、餌を狩ったあとに身体を休めるための場所です。自宅の側に餌となる昆虫が多かったり、人通りが少ないと被害に合いやすいので注意しましょう。

特に、

  • バケツに水が溜まっている
  • 庭に草木や雑草が生えっぱなし
  • 玄関照明がLED電球ではない

 

このような環境下にある場合、虫が寄り付きやすくなります。

虫が多い場所はナイトルーストにも使われやすいので、まずは餌となる昆虫が寄り付かないよう、環境を整えましょう!

虫が寄り付かないよう環境を整えた後は、コウモリが嫌う成分などを利用して、コウモリ避けの対策を行うことも大切です。

コウモリはミントやハッカなど、ハーブ系のニオイを嫌います。特にハッカの成分は、市販されているコウモリ忌避スプレーにも使用されているので、コウモリ避けの効果が期待できますよ!

このあと、コウモリ退治に効果のあるグッズをまとめて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コウモリ退治に効果のあるグッズ紹介

コウモリ退治に効果が期待できる コウモリ忌避剤 には、スプレータイプ・ジェルタイプ・錠剤タイプの3種類があります。

グッズは、場所ごと使い分けることが重要です。
場所に合わせて商品を選び、コウモリ避けに活用してみてくださいね…!

・スーパーコウモリジェット

イカリ消毒 スーパーコウモリジェット 420ml
価格 ¥746

(2019年6月28日 18:20時点のAmazonの価格)

狭い場所に最適なスプレータイプの忌避剤です。(※コウモリの嫌うハッカの成分が使用されています)一度の使用で3~6時間ほど効果が持続します。

ナイトルーストなど、コウモリ避けに使う場合は定期的な噴射がおすすめです。

・バードフリー

使う場所を選ばず使えるジェルタイプの忌避剤です。一度の設置で、一ヶ月ほど効果が持続します。コウモリ忌避剤としては一番使い勝手がよくおすすめです。

・モグラクリン

イカリ モグラクリン 300g
価格 ¥1,296

(2019年6月28日 18:20時点のAmazonの価格)

土に埋める錠剤タイプの忌避剤です。一度の使用で一ヶ月ほど効果が持続します。
忌避剤の成分で草木が枯れてしまうことがあるので、使う場所を選んで使用しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、コウモリのふんの見分け方・コウモリ被害の対処法をご紹介いたしました。

記事内でもお伝えしましたが、家のそばで小さな動物のふんが落ちているのを見つけたら、まずはふんが落ちている場所を確認するのがおすすめです。

家の外に落ちているならコウモリ、中ならネズミの被害であることが多いので、ふんの特徴を照らし合わせて、どの動物の被害なのかを確認しましょう。

コウモリの被害だった場合はふんを処理したあと、除菌・消毒を徹底して行うのがマストです。

コウモリのふんは乾燥してパサパサしているので、菌は空気感染すると言われています。ふんの処理には細心の注意を払い、自分の身は自分で守れるようにしてくださいね!

今回ここで紹介した内容が、少しでも被害を解決するためのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!