【種類別】地デジ・BSCSアンテナの向き調整をわかりやすく解説!

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正しい向き

みなさんこんにちは!
スミカル編集部の高田です。

「アンテナの向きが変わってしまった!」
「もとに戻したいんだけれどどうしたらいいの??」
と悩んでいませんか?

私も以前、台風が通過した次の日からアンテナの向きが変わってしまい、テレビが映らなくなるという現象に悩まされました。

テレビが見られないと、楽しみにしていたドラマの続きが見られなかったり、生活音がなくてなんだか寂しいですよね。

アンテナの向きはどうやったら直せるの?自分でできるの? その疑問にお答えします!

この記事では、「こんな時は業者にお願いするべきというポイント」「自分でアンテナを調整する方法」を紹介していきます。

「アンテナの向きを調整してもテレビが映らない場合」の対処法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね◎

「一刻も早くテレビを見られるようにしたい!」というあなたのお役に立てれば幸いです☺

まずはエラーコードを確認!

あなたが「アンテナの向きがおかしい」と気づいたきっかけはテレビでしょうか?

「信号レベルが低下しています E201」
「受信できません アンテナの設定や調整を確認してください E202」
といった画面が表示されている場合はアンテナに原因があります

アンテナが正しい向きを向いておらず、十分な電波が受け取れていないんです。

再びテレビを見るためにはアンテナの向きを調整し、アンテナレベルを高くする必要があります。
(アンテナレベルとは電波の強さのことで、テレビの設定画面から確認することができます。)

今すぐ業者について知りたい方はこちら!

今すぐアンテナを自分で直したい方はこちら!


E201、E202以外のエラーコードが表示される場合は下記の方法を試してみてください。

エラーコード別の対処法

エラーコード 原因 対処法
E100 B-CASカードが読み取れていません。 B-CASカードを1度抜いてもう1度差し込んでください。
E101 B-CASカードが読み取れていません。 B-CASカードを1度抜いてもう1度差し込んでください。
E102 B-CASカード以外のカードが挿入されているか、もしくは汚れや破損があるかもしれません。 カードが合っているか確認してください。汚れがある場合は綺麗にし、大きく破損した場合はカードを再発行してください。
E103 契約していない有料のチャンネルを選択しています。 別のチャンネルを視聴しましょう。
E200 何も放送されていないチャンネルを選択しています。 別のチャンネルを視聴しましょう。
E201 電波をあまり受信できていません。 ケーブルがちゃんと差し込まれているか、アンテナに異常がないかを確認してください。
E202 電波がほぼ受信できていません。 アンテナが破損していないか、向きが変わっていないか確認してください。
E203 このチャンネルは放送していません。 別のチャンネルを視聴しましょう。
E204 このチャンネルはありません。 別のチャンネルを視聴しましょう。
E205 契約していないチャンネルを選択しています。 別のチャンネルを視聴しましょう。
E209 BC・CSアンテナとの接続に不具合があります。 アンテナとの接続を一度切ってから、もう1度電源を入れ直してください。

エラーコードが表示されない場合は、「向きを調整しても直らない時の対処法」を参考にしてみてください。

それでも直らない場合は、専門の業者に原因を調べてもらうのが確実です。

こんな時は業者に依頼しよう!  

アンテナ業者に相談する

すぐにアンテナを直したいけれど、

「自分でできるかな」
「でも業者に相談するほどのことかな」
と悩むこともありますよね。

そんな時はこのチェックリストを参考にしてみてください!

こんなときは業者にお願いしよう!

  • アンテナを修理するために必要な器具(工具)がない
  • 2人での作業ができない
  • BS・CSアンテナの緻密な調整ができるか心配
  • 高いところでの作業が心配
  • そもそもアンテナが原因なのか分からない
  • すぐに直したい
  • 手間を省きたい

いかがだったでしょうか?

プロに依頼するメリットは、手間がかからないことと確実に直ることです。

アンテナを自分で調整するために調べたり準備をするのはけっこう面倒ですよね。
自分で調整したとしても、調整が完ぺきではなくもう一回直すなんてことになったらめんどくさい…

手間を省き確実に直すためにも、チェックリストにあてはまった方はプロの力を頼ることをおすすめします◎

火災保険が適用される場合も

「でも業者に頼むと高いんじゃない?」と心配になりますよね。

そんな方に朗報です!

テレビアンテナの修理には火災保険が適用される場合があるんです。

テレビアンテナは建物の一部として認められているため、台風や落雷などの自然災害による不具合の場合は保険金がおりることがあります。

補償内容は契約会社や契約内容によって異なるので、 ご加入されている保険会社に問い合わせてから業者に見積りをお願いしましょう!

おすすめのアンテナ業者「みんなのアンテナ工事屋さん」

悩んだすえに業者に頼もうと考えているあなたに、おすすめのアンテナ業者 「みんなのアンテナ工事屋さん」をご紹介します。

アンテナ工事屋さんは全国でアンテナの修理・設置・撤去など、アンテナに関するお悩みならなんでも取り扱っている専門の業 者です。

おすすめポイント

  1. 見積りが無料
  2. 見積り後の追加料金なし
  3. お客様第一で他社との見積り比較大歓迎

見積りが無料なところは嬉しいですね!

とりあえず相談してみただけなのに、お金がかかってしまったり、工事する流れに持っていかれてしまったり…といったことがありません。

また、みんなのアンテナ工事屋さんでは見積りの他社比較をおすすめしています。

価格とサービスに自信があるからこそできるサービスです。
お客様のことを第1に考え、納得して依頼していただきたいという思いが伝わってきますね。

実際にみんなのアンテナ工事屋さんに相談するお客様の50%は、見積りの他者比較をしているようです。

まずは無料で見積りをしてみてはいかがでしょうか? アンテナ修理の相場は10,000円〜20,000円となっており、 アンテナ工事屋さんでは、向き調整などのアンテナの修理は11,000円〜となっています。

みんなのアンテナ工事屋さんについて詳しく知りたい方はぜひサイトをのぞいてみてくださいね。

アンテナ工事屋さんのサイトはこちら↓

種類別に解説!アンテナ調整のしかた

ここまで、「こんな時は業者にお願いしよう!というポイント」とおすすめの業者についてご紹介してきました。

ですが費用を考えると…やっぱり自分で直したい!というあなたへ、ここからは自分でアンテナを調整する方法を種類別に解説していきます!

  1. 地デジアンテナ
  2. BS・CSアンテナ
BSアンテナの調整方法が知りたい方はこちら!

 地デジアンテナの調整「正しい向き」とは?

アンテナには決まった向きがあり、十分な電波を受け取るためにはアンテナを正しい方向に向ける必要があります。

地デジアンテナは電波塔から発せられる電波を受信するものなので、近くの電波塔がある方向を向かなければいけません。

「電波塔ってなに?」 と思った方もいるかもしれませんね。

電波塔とは電波を送信する塔のことで、中でもテレビ放送の電波を送信するものはテレビ塔と呼ばれます。
有名なものだとスカイツリーや東京タワー、名古屋テレビ塔、さっぽろテレビ塔などがあります。

   電波塔

有名な電波塔を聞くとイメージはつきやすいですが、1番近い電波塔と言われるとよくわからないですよね。
それでは、近くの電波塔を調べる3つの方法をご紹介します。

アンテナの正しい向きを調べる方法①周りの家を見る

1番簡単なのは、周りの家のアンテナが指す方向を見ることです。

普段はあまり気にしないかもしれませんが、意識して見てみると町中の家の屋根には魚の骨のようなアンテナが立っています。

周りの家のアンテナが向いている方向に合わせれば、だいたいの電波塔の方向がわかります◎

ただ、場所によっては電波塔の向きに統一感がないこともありますので注意が必要です△

アンテナの正しい向きを調べる方法②A-PUBを見る

2つ目の方法は「A-PUB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)」というサイトを利用することです。

難しそうな名前ですが、A-PUBは放送サービスを支える団体で、総務省のサイトでも紹介される信頼度の高いサイトです。

「地デジ」⇨「地デジの放送エリアのめやす」というページから、 郵便番号や住所を入力すると近くの電波塔を探すことができます◎

電波塔の場所
参考:A-PUB 一般社団法人放送サービス高度化推進協会  

アンテナの正しい向きを調べる方法③アプリを使う(Androidのみ)

3つ目の方法は「地デジアンテナ調整」というアプリを使うことです。

GPSをオンにすることで、手軽に近くの電波塔の場所を知ることができます。

ただ、このアプリはAndroid端末でしか使えないようになっているので注意してください△
地デジアンテナ調整のアプリはこちら↓

八木式アンテナの調整方法  

八木式アンテナ

八木式アンテナ
とは、屋根の上に設置されることが多い、魚の骨のような形をしたアンテナです。

電波の弱い地域でも電波を受信することができるため、もっとも多く使われているポピュラーなアンテナです。

八木式アンテナの調整をする前には事前チェックを済ませておきましょう!

調整前にチェックしておくこと

  • 2人で行いましょう(屋根の上にのぼりアンテナの向きを調整する人と、テレビでアンテナレベルを確認する人の2人が必要です)。
  • 高いところでの作業が可能か確かめておきましょう(高所での作業は危険です。屋根に登るためのはしごがあるか、屋根から滑り落ちないかなどを確認しておきましょう)。

事前チェックを済ませたらさっそくアンテナの調整に入りましょう!


八木式アンテナは、くの字じゃない方を電波塔の方向に向けることで調整できます。  

八木式アンテナの向き

➀1人が屋根の上でくの字じゃない方を電波塔の方向に向けます。

②もう1人はテレビ前に待機してアンテナレベルを確認します。

③角度を微調整しながら、アンテナレベルがもっとも高いところで固定します。

屋根の上に登るのは、落ちてしまう危険や物を落としてしまう危険があり怖いですよね。
十分に気をつけて行い、少しでも不安がある場合は業者にお願いしましょう。

業者について知りたい方はこちら↓

デザインアンテナの調整方法

デザインアンテナ  

デザインアンテナ
とは、外壁やベランダの柵に設置することができるアンテナで、 コンパクトで外観を損なわないことが人気です。
平面アンテナやフラットアンテナともよばれています。

デザインアンテナは電波塔の方向に向け高いところに設置することで調整ができます。

角度や位置を微調整しながらアンテナレベルを最大にしましょう。

デザインアンテナは電波が弱いため、木や建物などの遮蔽物があると電波が届きづらくなるので注意してください△

室内アンテナの調整方法

室内アンテナ

室内アンテナ
は室内に置くタイプのアンテナです。

自然災害の影響は受けづらいですが、八木式やデザインアンテナに比べて電波が弱いことが特徴です。

室内アンテナは電波塔の方向に向け窓側に設置し、アンテナレベルが最大になる場所に置きましょう。

BS・CSアンテナの調整「正しい向き」とは?  

BSアンテナ

BS・CSアンテナは地デジアンテナと違い、衛星から発せられる電波を受信しています。

そのため、衛星のある南西方向に向ける必要があります。

少しでも角度がずれると電波を拾えなくなってしまうため、正確な調整が必要です。

BS・CSアンテナの調整方法

BS・CSアンテナの調整方法を紹介していきます。

調整前にチェックしておくこと

  • 調整は晴れている日に行いましょう。
  • アンテナを向ける南西方向に、木や建物などの障害物がないかの確認をしておきましょう。
  • 2人で行いましょう。(アンテナの向きを調整する人、テレビでアンテナレベルを確認する人の2人が必要です)

事前チェックを済ませたら、アンテナの調整に進みましょう!


①まずアンテナを南西方向に向けます

②次に仰角(縦の向き)を合わせていきます仰角

地域ごとに仰角は異なります。
アンテナ本体にも記載されていますが、こちらの表も参考にしてみてくださいね。

  ▼地域ごとの仰角

稚内 29.1 新潟 36.6 松江 42.1
旭川 30.1 長野 38.2 岡山 42.3
札幌 31.2 富山 38.7 広島 43.4
青森 33.3 金沢 39.1 山口 44.1
盛岡 34.0 福井 39.8 高松 42.6
秋田 34.5 静岡 39.4 徳島 42.5
仙台 35.3 甲府 38.7 松山 43.7
山形 35.6 名古屋 40.1 高知 43.5
福島 35.9 岐阜 40.1 福岡 45.2
水戸 37.0 40.8 佐賀 45.6
宇都宮 37.2 奈良 41.2 長崎 46.3
前橋 37.9 京都 40.9 大分 44.9
さいたま 37.9 大阪 41.4 熊本 45.8
千葉 37.8 和歌山 42.0 宮崎 46.2
東京 38.1 神戸 41.6 鹿児島 47.0
神奈川 38.3 鳥取 41.4 那覇 53.6

参考:一般社団法人電子情報技術産業協会

③仰角を合わせたら、左右の向きを微調整していきます。
数秒ごとに1度ずつ、左右にずらしてアンテナレベルが最も高いところで固定します。 

BSアンテナを左右に調節する
「BSコンパス」というアプリを使うと方位や仰角を調べることができます。
画面に従って操作すれば自力でのBSCSアンテナの設置や調整がしやすくなるかもしれません◎

BSコンパスのアプリはこちら↓


「1度ずつ動かすってそんなに細かいの?」
「めんどくさい、、」
と思ってしまいますよね。

難しそうな場合は無理をせず、業者にお願いすることをおすすめします。

業者について知りたい方はこちら↓

向きを調整してもテレビが映らない時の対処法

「アンテナの向きを自分で調整してみたけどテレビが映らない!」
「やり方が悪かったのかな、、」

そういった場合、テレビが映らない原因はアンテナではないのかもしれません。

考えられる原因はいくつかあります。

  1. アンテナが破損している・さびている
  2. ケーブルやブースターなど周辺機器が故障している
  3. 近隣の環境が変化した(近くにビルが建ったなど)
  4. ケーブルがちゃんと接続されていない
  5. 地上デジタル放送の住所設定が違う(引越し前の住所を使っている)
  6. もともと電波が弱い地域である
  7. 家で複数のテレビを使っているため電波が足りていない
  8. アンテナからテレビまでの距離が遠い

①と②は機器が故障しているため新しいものに取りかえる必要があります。

③はアンテナを設置する位置を変えるか、より強く電波を受信できるタイプのアンテナに変える、もしくはブースターを使いましょう。

⑥〜⑧までは「電波が足りていないこと」に原因がありますので、電波を増幅させる「ブースター」という機器を使うことで解決できます。

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電波が足りなくても強くなりすぎてもテレビは映らなくなってしまいます。
どのくらい電波が足りていないのかを把握して、ちょうどいいブースターを使いましょう。

こちらのブースターのように利得(増やすレベル)を調節できるようなタイプを使うのがおすすめです◎

ブースターはできるだけアンテナの近くに設置しましょう。

アンテナのポールに設置する以外にも、壁に取り付けるものや置くタイプのブースターもありますので、ご自宅に合わせて選んでみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

ここまで、
・こんな時は業者に依頼しよう!というポイント
・種類別のアンテナの調整方法
・それでもテレビが映らない場合の対処法
をご紹介してきました。

アンテナの向き調整は自分でもすることができますが、正確性や安全性に少しでも不安がある場合はプロの力を頼ることをおすすめします。

あなたがいつも通りテレビを楽しめる、そんな生活が戻ることを心より願っています!

最後までお読みいただきありがとうございました☺