金庫の賢い処分方法は?気になる費用と注意すべきポイントを徹底解説

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処分する金庫

「金庫を処分したい!」
「でも、どうすればいいのかさっぱりわからない…」
「処分ってどのくらいお金がかかるのかな?」

あなたは今、金庫の処分方法でお困りではないでしょうか?

みなさんこんにちは!
sumical編集部の鈴木です。

不要になった金庫って、どうやって処分すればいいのか困ってしまいますよね。
処分すると言っても、そもそも普通のゴミに出せるのか、どこに持っていけばいいのかサッパリわからないですし…。

この記事では、金庫を処分したいと考えているあなたのために、次の3つのことをお伝えしていきます。

  • 金庫の処分方法
  • 処分にかかる費用と内訳
  • 処分の際の注意点


「処分するのにお金がかかるの?」
と思った方がいらっしゃるかもしれませんね
実は金庫の処分には、基本的にお金がかかるんです。

ただ、なるべくお金をかけずに処分したい方が多いはず…!
そんなあなたのために、費用を抑えられる方法や、手間がかからない方法も紹介するので、あなたにとってベストな方法を実践してみてくださいね。

この記事が、あなたの「金庫を処分したい!」というお悩み解決のきっかけになれば幸いです。

「金庫が開いていない」「鍵をなくしてしまった」そのような場合は、処分の前に鍵を開けて中身を取り出す必要があります。
金庫の開錠と処分を一気に済ませられる、金庫の鍵開け業者への依頼がオススメです。

金庫を処分する方法は4つ

金庫を処分する方法は次の4つに分かれます。


基本的には
業者に回収・処分してもらうのが手間がかからず賢い方法ですが、なるべくお金をかけたくない方が大多数かと思います。

それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、以下の指標を参考にしながら確認していきましょう!

  • カンタンさ(手間がかからないか)
  • 査定の的確さ(適切な料金で処分してもらえるか)
  • おトクさ(お金がかからないか)

それぞれのポイントを星1つ〜3つ(★★★)で判断できる表を作ったので、手っ取り早く確認したい方はそちらの表だけでもご覧くださいね。
それでは、詳しく解説していきます!

リサイクルショップ・オークションで売却する

金庫を処分するにあたって、「少しでもいいからお金にしたい…!」という方はリサイクルショップやオークションでの売却をオススメします。
高く値がつくケースがあるため、ただ手放すよりもおトクです。
売却した料金ただし金庫を売却するには、以下の条件をクリアする必要があります。

  • 鍵・ダイヤル番号・暗証番号などが揃っていて開錠できる状態
  • 傷やへこみ等がなく、壊れていない
  • 使用期間が短い(〜3年程度)

…ある程度金庫の状態が良好でないと、値段がつかないというわけですね。

せっかくリサイクルショップまで持って行ったのに「買い取ってもらえない」となった場合、また持ち帰らなくてはなりません。そうなったらかなり面倒です。

無駄足を踏まないように、あらかじめ金庫の状態を確認してみましょう。

また、オークションへの出品は比較的カンタンにできるものの、配送作業が意外と難しいものです。
金庫の梱包・宅配の手配には手間もお金もかかり、落札金額より配送料金の方が高くついてしまうようなケースも。

個人間の取引ですので、少なからずトラブルが生じるリスクもあります…。

「おトクさ」「手間・リスク」を天秤にかけ、「少しでもいいからお金にしたい!」という場合は売却を検討してみましょう。

カンタンさ 査定の的確さ おトクさ
★☆☆ ★☆☆ ★★★

購入店・メーカーに下取りしてもらう

一部の金庫販売店やメーカーでは、無料下取り処分を受け付けているところがあります。
下取り対象はその販売店・メーカーで購入した金庫に限られますが、購入先を覚えている方は問い合わせてみてもいいかもしれません。
電話で問い合わせ
たとえば金庫通販サイトの『金庫屋』さんでは、Web上で廃棄処分の見積もりを案内しています。

あなたの個人情報や金庫の情報を入力し、確認が取れた場合は下取りしてくれるそう。
見積もり依頼書もダウンロードできるので、気になる方は参考までにご覧になってみてください。

▶️『金庫屋』引取・廃棄に関する見積依頼書

購入店・メーカーによっては、下取りが有料となるケースもあるのでご注意くださいね。

ただし「金庫があまりにも古くてメーカーがわからない」、「購入店をもう覚えていない」という場合、下取り依頼は難しくなってしまいます。
お使いの金庫が下取り対象であれば、購入店・メーカーへの依頼を検討してみましょう。

カンタンさ 査定の的確さ おトクさ
★☆☆ ★★☆ ★★☆

不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者とは、使わなくなった家具・家電を回収して処分してくれる業者さんのこと。
あなたの家まで回収に来てくれるため、処分に手間がかからないのがいいところです。
不用品回収業者
ただし、不用品回収業者に関連するトラブルは後を絶ちません…。
めったにいないと信じたいものですが、中には「廃棄物処理法」に反する違法行為をおこなっている不用品回収業者も。

最悪の場合、依頼者も罪に問われるケースがあるため、注意が必要です。

「冷蔵庫やベッドも処分したい!」など、複数の不用品をまとめて処分したい場合には、不用品回収業者への依頼がスムーズですが、業者選びには注意してくださいね…!

カンタンさ 査定の的確さ おトクさ
★★★ ★☆☆ ★★☆

金庫の専門業者に処分してもらう

金庫の専門業者とは、その名の通り金庫の鍵開けや処分などを専門に行っている業者さんのこと。

こちらも家まで回収に来てくれるので、とにかく手間がかからないのがポイントです。

さらに金庫専門であるからこそ、知識や実績をもとに処分費用を適切に判断してくれます。

金庫専門の業者
売却・無料下取りに比べてお金がかかってしまいますが、手間やトラブルの心配なく処分できるのはありがたいものです。

その場で新しい金庫を購入できるケースがほとんですので、処分から買い替えまで一気に済ませたい方にオススメです。

カンタンさ 査定の的確さ おトクさ
★★★ ★★★ ★★☆


さて、ここまでは金庫の処分方法として4つの方法を紹介してきました。

売却・依頼先 カンタンさ 査定の的確さ おトクさ
リサイクルショップ ★☆☆ ★☆☆ ★★★
購入店・メーカー ★☆☆ ★★☆ ★★☆
不用品回収業者 ★★★ ★☆☆ ★★☆
金庫の専門業者 ★★★ ★★★ ★★☆


どの方法にもメリット・デメリットがありましたが、余計な手間・トラブルなくスムーズに処分するのであれば、やはり処分業者さんに依頼するのがオススメです。

ただ、ネックになるのが依頼した場合の費用かと思います。
具体的な費用については、このあと詳しくお伝えしますね!

※もしどうしても迷ってしまうという方は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会への相談をオススメします。
金庫の廃棄について電話相談を受け付けているので、不安な方は一度相談してみましょう。(TEL:03-6659-6248)

知っておきたい金庫の処分費用

処分を依頼するにあたって、何より気になるのが処分費用かと思います。

「処分にはいくらかかるんだろう」
「さっぱり見当がつかない…」

処分費用がどのように決まるかわからないからこそ、「ぼったくられたらどうしよう…」なんて不安になってしまいますよね。
困っている女性でもご安心ください。金庫の処分を依頼した場合の費用について、このあと詳しく解説いたします。
金庫の処分費用がどのように決まるのか確認し、適切な金額で処分してもらいましょう。

金庫の処分費用は重さで決まる?

金庫処分の際は、以下の2つの費用がかかることを覚えておきましょう。

  • 金庫そのものの処分費用
  • 運搬・作業にかかる費用

多くの処分業者さんでは、処分の金額を「金庫の重さ1kgあたりの料金」で案内。(「金庫の重さ1kgあたり200円」などなど。)

ただし!実際に支払う料金は、ここに「階段料金」など運搬にかかる費用が加わります。

というのも、アパートやビルの高層階に金庫が設置してある場合には、専用の機械を使って運び出す必要があるため、その分料金がかかってしまうんですね。
金庫の大きさによっては、運搬にリフトを使用するケースもあります。

金庫の処分には、金庫そのものの処分費用以外に運搬・作業の費用がかかることを覚えておきましょう。

重さごとの料金例

金庫そのものの処分費用は業者さんによって異なりますが、およそ「1kgあたり150円〜250円」が相場です。

加えて、金庫を運び出す経路に約10cm〜15cm以上の段差があれば「階段料金」が発生。
階段料金の値段設定はさまざまですが、とある処分業者さんでは、「金庫70kgまで5,000円」「金庫150kgまで15,000円」と設定しています。

…と言ってもなかなかイメージがつきにくいものですよね。
そこで、金庫の重さごとに、処分にかかる費用相場を表にしてみました。

「処分を依頼する前にだいたいの見積もりをしておきたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

重さ 処分費用
55kg およそ15,000〜20,000円

(処分の料金:8,250〜13,750円、階段料金:7,000円)
67kg およそ17,000〜23,000円

(処分の料金:10,050〜16,750円、階段料金:7,000円)
94kg およそ29,000円〜38,000円

(処分の料金:14,100〜23,500円、階段料金:15,000円)

103kg およそ30,000円〜40,000円

(処分の料金:15,450〜25,750円、階段料金:15,000円)


「思ったより高かった…」「意外と安いかも?」など、反応はさまざまかと思いますが、業者によってこの値段から上下する可能性は大いにあります。
もっと詳しい料金が知りたい方は、一度見積もりを取ってもらうのがオススメです!

ちなみに…金庫はゴミとして処分できない?

ここまで処分方法を確認してきた中で、「ゴミには出せないの?」と疑問を持った方が多いかと思います。
できるならば、手っ取り早くゴミに出して処分してしまいたいと思いますよね。
ごみ収集でも実は、金庫をゴミとして処分してくれる自治体はほとんどありません…。
なぜ金庫をゴミに出せないのか、まずはその理由から確認していきましょう。

金庫は粗大ゴミではなく「産業廃棄物」扱い

「金庫って、粗大ゴミとして引き取ってもらえるんじゃないの?」
「燃えないゴミになりそうな気がするけど…違うの?」

金庫は、家具・家電同様に「粗大ゴミ」「燃えないゴミ」として処分できそうなイメージがありますよね。
金庫はそのような一般ゴミではなく「産業廃棄物」として扱われます。
そのため、産業廃棄物処理の許可を受けた「産業廃棄物処理事業者」に処分をお願いしなくてはならないんです。

なんだか難しい話ですが、金庫は通常のゴミとして出せないことを覚えていただければと思います。

ちなみに、手提げ金庫などカンタンに持ち運べるサイズの金庫は、ゴミとして回収してくれる自治体が多いです。(例:東京都北区「粗大ごみ」
一度、お住まいの自治体のルールを確認してみましょう。

持ち込みならOK?自治体ごとの処分の基準

ゴミとして出すことが難しい金庫ですが、中には条件付きで処分してくれる自治体があります。

神奈川県相模原市 清掃工場への持ち込みであれば粗大ゴミとして処分可能
石川県金沢市 55kg未満なら「埋立ゴミ」「金属ゴミ」として処分可能
山口県下関市 50kg未満なら処分可能(¥1,000)

あなたが以上の地域にお住まいであれば、ゴミとして処分可能です。
ただ、持ち込みが必要であったりお金がかかってしまったりと、通常のゴミのように回収してもらえるわけではありません。

「やっぱりゴミには出せないのか…(涙)」なんてがっかりしてしまいますが、手間・トラブルなく処分するために、購入店や業者への処分依頼を検討してみましょう。

処分を依頼する際の注意点

金庫の処分を依頼する際は、いくつか注意していただきたいポイントがあります。
あなたが払う必要のないお金を払ったり余計なトラブルを発生させたりしないためにも、よく確認しておきましょう。

現物を見て見積もりを出してもらおう

金庫の処分を申し込む前に、まずはいくつかの業者さんに見積もりを出してもらいましょう。
複数の業者さんの値段を比較することで、もっとも安い業者さんを選んで処分できます。
処分費用の見積もりただ、現物を見ずに値段を提示する業者さんには注意が必要ですよ…!

たとえば電話口で、『お客様の金庫のサイズであれば◯円で処分できますよ〜』と料金を提示してくれる業者さん。
このような業者さんは、実際に現物を見てからアレコレ追加料金を上乗せする可能性大です…。

その場しのぎの金額を提示する業者さんではなく、現物を見てしっかりと料金を提示してくれる業者さんに見積もりを依頼しましょう。

金庫の鍵開け業者である「金庫110番」さんは、金庫処分もおこなっているようです。
電話問い合わせ・現地での見積もりが無料ですので、依頼先の選択肢として考えてみてもいいかもしれませんね。

信頼できる業者に処分を依頼しよう

見積もりを出してもらうことに加えて、信頼できる業者さんに依頼することも重要です。
以下3つのポイントをおさえている業者さんに、処分を依頼しましょう。

  • 金庫専門であること
  • 実績があること
  • 相談が無料であること

金庫を専門に取り扱っていない業者さんは、実績や知識が少なく、適切な処分料金を提示できない可能性が高いです。
支払う必要がない料金まで請求されてしまわないよう、金庫を専門に扱っている業者さんに処分を依頼しましょう。

また、相談が無料であるかどうかも大切なポイント。
その業者さんに依頼しないことになった場合、相談料金だけ取られるのはなんとなく癪ですよね。
無料で相談・見積もりをおこなっているかどうかもよく確認する必要があります。

もし「見積もりを出して比較するのが面倒…」「とりあえず早く処分してほしいんだけど」という場合は、本当に信頼できる優良業者さんのみに依頼するのも一つの方法です。
お伝えした3つのポイントをクリアしている業者さんに依頼してみましょう。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
金庫の処分方法についてのギモンは解決されたでしょうか。

この記事では、金庫の処分にお悩みのあなたのために、金庫の処分方法や費用注意点を詳しくお伝えしてまいりました。
金庫の処分方法には次の4つがありましたね。

  • リサイクルショップ・オークションで売却する
  • 購入店・メーカーに下取りしてもらう
  • 不用品回収業者に引き取ってもらう
  • 金庫の専門業者に処分してもらう

それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたの手間料金を天秤にかけてベストな方法を選んでみてください。
なお、処分業者に依頼する際は、余計なトラブル・料金を発生させないためにも、金庫専門の処分業者を選びましょう。

あなたの納得いく方法で、綺麗さっぱり金庫処分が完了することを願っています。