ハチに遭遇したら、刺されるが怖いので退治するか追い払うことを考えるでしょう。
うまく追い払うことができればいいですが、ハチを追い払うときにハチを怒らせたり刺激したりしたら大変です。
そうなるとハチに刺される危険性が高まってしまうので、できるだけ退治してしまった方がよいのかもしれません。
殺虫剤を使ってハチを退治することもできますが、すぐに殺虫剤が見つからなかったり、小さい子どもがいる家庭だったりすると、殺虫剤を使うのに抵抗がありますよね。
そんなとき、掃除機でハチを吸い取ることを考える人もいるかもしれません。
この記事では、ハチを掃除機で吸い取った後の対応や、掃除機への影響について紹介していきますね!
目次
知りたい!掃除機を使ったハチの駆除について
家の中に入ってきたハチを見つけたときに、手元に掃除機がれば、吸い取って退治することがあるかもしれません。
しかし、掃除機への影響や、その後掃除機をどうしたらよいのか気になりますよね。
そこで、ハチを掃除機で吸い取った場合に起こることや、その後対応について紹介していきます。
吸い込んだハチはどうなるの?
ハチを掃除機で吸い取ってしまったら、掃除機の中で死んでしまうのか、それともそのまま生き続けるのが気になりますよね。
基本的にハチなどの虫を掃除機で吸い取ったとき、衝撃や熱による影響や、窒息により死んでしまうことがほとんどです。
しかし、掃除機で吸い取っても、掃除機の中で生きているハチもいるのです。また、掃除機の中から出てくる可能性を考えると、ハチを吸い取ってそのままにしておくのは不安です。
もし掃除機でハチを吸引したら、すぐにゴミを捨てることをおすすめします。紙パック式の場合は、すぐに掃除機から紙パックを取り出して、ガムテープなどで速やかに入り口をふさいでしまいましょう。
ハチの種類の中には、刺されると危険性が高い種がいるので、作業は慎重に行います。念には念を入れて、紙パックに殺虫剤をかけるのもおすすめです。
殺虫剤を使用するときに注意したいのは、掃除機で殺虫剤を吸わないことです。殺虫剤は引火性が高い種類が多いので、モーター部分に引火してしまったら大変です。
必ず、掃除機から紙パックを取り出してから、殺虫剤をかけるようにしてくださいね。
掃除機への影響
ハチを掃除機で吸うと、掃除機への影響が気になりますよね。
それほど大きな虫でなければ、掃除機が故障することはほとんどないと考えていいでしょう。
しかし、サイクロン掃除機の場合、ゴミを竜巻のように吸い上げるので虫もバラバラになってしまうことがあります。
そのような光景を見てしまうと、気持ちが悪くてその掃除機を使いたくなくなってしまうかもしれません。
ハチ以外の虫の場合は?
ハチだけでなく、他の害虫も掃除機で吸い取ることがあるでしょう。
掃除機で吸い取ったとき、虫の多くが死んでしまうことが多いのですが、生き延びる虫もいるので注意が必要です。
- ゴキブリ
- クモ(大型)
- ムカデ
は、生き延びる確率が高い虫です。しかも、掃除機の中はそれらの虫にとって居心地が良いので、中に棲みついて繁殖することもあるのです。
害虫を吸い取ったときは、その後の繁殖を防ぐために紙パックを取り出して殺虫剤をかけることを強くおすすめします。
掃除機でハチを退治する方法
掃除機でハチを退治するときは、手際よく作業を進めるためにその手順を理解しておくことをおすすめします。
開始前に確認!
退治を開始する前に以下のことを確認するようにしてください。
- 掃除機のタイプ
掃除機のタイプは主に紙パック式かサイクロン方式になります。
それぞれの方式によって、ゴミの集積場所が異なるので、まずはそれを確認しておく必要がありますね。
- ハチの処分方法
ハチを掃除機で吸い取った後は、どのようにハチを処分するのかを決めておきましょう。
殺虫剤を使って処分すると確実です。
退治!
退治するときに必要なものは、つぎの4つです。
- 掃除機
- 殺虫剤
- ガムテープ
- ビニール袋
- ハチを見つけたら掃除機で吸い取ります。
ハチを吸い取ってからすぐに掃除機を止めてはいけません。
ノズルの途中でハチが止まってしまうと中から出てくるので、掃除機をしばらく動かして、ハチをゴミを集める場所まで届ける必要があるからです。
- 紙パックを取り出して素早く入り口から殺虫剤をかけ、口を閉じます。
紙パックの中に殺虫剤を噴射し、入り口をガムテープでふさぎましょう。
念のため、ビニール袋に入れておくとハチが脱出しにくくなりますよ。もしものことを考えて、ゴミは外に出しておいた方が安心かもしれません。
じつはこんな物も売っている!虫を退治するための吸引器
虫を掃除機で確保することもできますが、虫を退治するための吸引器も販売されています。
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こちらは、虫を吸引して捕獲するための道具なのですが、捕獲した虫を殺さず家の外に放すことができるので、面倒な死骸の処理をせずに済みます。
USBで充電するタイプで、電池の交換が要りません。
本体部分が短いので、ハチを吸う場合は、ハチが飛び回っているときより、どこかに止まっているときのほうが使いやすいですね。
まとめ
この記事のポイントは以下の3点です。
- ハチは掃除機で吸い取るだけでも死ぬ可能性が高いですが、念のため殺虫剤を使うのがおすすめです。
- 掃除機でハチを退治するときは、必要なグッズを準備して手際よく行うようにしましょう。
- ハチや、その他害虫を吸い取るグッズも販売されているので、利用してみましょう。
掃除機でハチを退治するときは以上のポイントをおさえて、上手に、かつハチの被害に遭わないように退治してくださいね!